


1970年(昭和45年)は、「グループサウンズ・ブーム」も終わりを迎え、その後台頭する「フォークソング」もまだチャートの上位には顔を出しておらず、ある種の空白期間のような感じでもありました。
そんな中目を引くのが、「藤圭子」の躍進です。
また、「和製ポップス」や、「カレッジ・フォーク」と呼ばれる楽曲が、黄金時代を迎えていました。
この頃日本では、「カラーテレビ」が普及しはじめ、音楽はただ聴くだけのものではなくなり、大勢の人が「色彩豊かなヴィジュアル」としても楽しめるようになっていきます。
この記事では、1970年に大人気だった「ヒット曲」をなつかしく思う方のために、「年間ヒット曲」「その年の注目曲」を中心に、その年の出来事や「日本や世界の音楽事情」、放映が始まった「テレビ番組」や公開された「映画」などについてお話ししてみたいとおもいます。
この記事を読むことで、古き良き「1970年という時代」を振り返ってみることができ、その当時の忘れえぬ記憶をまるで昨日のことのように思いかえすことができるようになるかもしれません。
この記事を読んでほしい人
- 「1970年」に人気のあった「ヒット曲」「注目曲」「アーティスト」が知りたい人
- 「1970年」にあった芸能界や音楽界のトピックが気になる人
- 「1970年」に世の中で起こった主な出来事を振り返りたい人
- 「1970年」の「年間ランキング50位までの曲」や「注目曲」を聴きたくなった人
- 「1970年」の「テレビ番組」や「封切映画」をなつかしいと思う人
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1970年(昭和45年)の音楽事情
藤圭子がヒットを連発
「藤圭子」はよく知られているように「宇多田ヒカル」のお母さんですが、浪曲師の父と三味線奏者の母の間に生まれ、17歳のときにさっぽろ雪まつりのステージで歌っていたのをきっかけにスカウトされて、1969年(昭和44年)に「新宿の女」で歌手デビューしました。
デビューアルバムの「新宿の女」と、続くセカンドアルバム「女のブルース」の2作品がオリコンチャートで37週連続1位という前代未聞の記録を打ち立て、彼女の最大のヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」は、日本に新たな音楽シーンを切り拓いた名曲として、現在でも評価が高いと言われています。
女のもつ情念を、ドスの効いたハスキーボイスで伸びやかに深々と歌い上げ、その可憐な美貌からは想像もつかない曲や声とのギャップもあってヒット曲を連発し、一世を風靡しました。
実は、1970年(昭和45年)は「ウーマンリブ運動」が盛り上がった年でもあり、女性解放運動が日本とアメリカで猛威を振るっていました。
「藤圭子」をはじめ、一途な女らしさや女の情念を強調した曲がたくさんランクインしているのは、そんなところにも理由があるのかもしれません。
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外国曲が多数ランクイン
この頃のチャートには、海外の楽曲が数多くランクインしています。
チャートをよく見るとわかりますが、1968年(昭和43年)~1972年(昭和47年)までは、全体の「1割」以上の楽曲が海外のものになっています。
チャートの「1割」というのは、チャートが「100曲」のものならば、そのなかの「10曲」以上が海外の楽曲だということ。
この傾向が1970年(昭和45年)を中心にして5年間ほど続いていた時代です。
1970年(昭和45年)に限って言えば、外国の楽曲はチャート全体の「2割」を超えていました。
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1968年(昭和43年)といえば、「グループサウンズ」の盛り上がりは夏頃をピークとしてまだまだ続いていましたが、社会的な風当たりがかなり強くなっていた頃のことです。
翌1969年(昭和44年)の春頃に「グループサウンズ・ブーム」を支えていた人気グループから主要メンバーが抜けてしまったため、夏を迎えるころには「グループサウンズ・ブーム」は泡のように消えてしまいます。
要するに、1968年(昭和43年)に外国の楽曲がチャートの「1割」を超えるようになったのは、「グループサウンズ・ブーム」の退潮と関係がありそうです。
また、1973年(昭和48年)になると海外の楽曲はチャートの「1割」以下に落ち込みますが、この年は「天地真理」の「真理ちゃんブーム」の最盛期で、「山口百恵」や「桜田淳子」が登場して、1970年代をいろどる主要アイドルたちが出揃い、チャートが彼女たちの楽曲であふれていた頃でした。
そして、「フォークソング」も台頭してきており、「アイドル」や「フォークソング」の楽曲でチャートがあふれかえったため、海外の楽曲が相対的に減ったのであろうと考えられます。
こうしたことから、この時期は「グループサウンズ・ブーム」の崩壊から「アイドル」や「フォークソング」がチャートをにぎわすまでの「空白期」、言い換えると、「圧倒的に強いアーティストがいない(少ない)時代」であったと言うことができるかもしれません。
そうした傾向が最も強かったのが、1970年(昭和45年)であったと言えそうです。
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ザ・ビートルズの解散
この年、海の向こうでは「『ザ・ビートルズ』の解散」という大事件が起こっていました。
「ザ・ビートルズ」は、1970年(昭和45年)5月8日に、13作目であり彼らのオリジナル・ラストアルバムとなった「レット・イット・ビー」をリリースしています。
このアルバムは「アビイ・ロード」が制作される以前に行われた、いわゆる「ゲット・バック・セッション」のレコーディングによって大部分が制作されています。
そうした経緯から、「ゲット・バック・セッション」の後にレコーディングされた「アビイ・ロード」がラスト・アルバムという見方がなされていましたが、
しかしのちに、1970年(昭和45年)1月にも「ゲット・バック・セッション」は続けられ、なおかつ3月23日~4月2日に「フィル・スペクター」によって再編集・制作されたことが判明したため、現在では「レット・イット・ビー」が名実共にビートルズのラスト・アルバムであると考えられるようになりました。
話は少しさかのぼりますが、「レット・イット・ビー」の元となった「ゲット・バック・セッション」は、1969年(昭和44年)1月に始まります。
もともとは、1966年(昭和41年)8月29日のライブなどの「公演活動中止」、1967年(昭和42年)8月27日の成功の立役者であった「ブライアン・エプスタインの死」、1967年(昭和42年)に設立された、ビートルズの財産を運用するための会社「アップル・コア」社の経営失敗などの出来事があり、バンドとしての結束が希薄になっていき「ソロ」の寄せ集めのような状態になった「ザ・ビートルズ」を立て直そうとして行われたものです。
バラバラになった「ザ・ビートルズ」に危機感を覚えた「ポール・マッカートニー」は、解決策として自分たちがバンドとして一体になっていたころの原点に戻る(ゲット・バック)ために、昔どおりに「観客を前にしたコンサート」を行なうことを提案します。
しかし、規模や内容、開催時期について意見の食い違いを見せ、最終的には「スタジオでのコンサートを収めたテレビ番組を作る。そのためにいくつかの新曲を用意し、曲を仕上げていく過程も収める。コンサートで演奏するという前提で、新曲は複雑な編集作業を伴わないシンプルなものにする。音源はレコードとして発売する」ということで「セッション」は始まりました。
この時に記録された「レコーディング風景」や「ライヴ・セッション」などぼう大な「映像」や「音源」は、しばらくはリリースされることはありませんでしたが、1970年(昭和45年)5月になってからドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」として公開され、音源は編集されてアルバム「レット・イット・ビー」として同じく5月にリリースされています。
しかし1969年(昭和44年)1月2日に始まった「リハーサル・セッション」が進むにつれて様々な問題が噴出し、1月10日には嫌になった「ジョージ・ハリスン」が「ザ・ビートルズ」脱退を宣言してスタジオを出ていってしまいます。
その後4人は、1月20日から場所を移して「ゲット・バック・セッション」を開始し、1月30日に「アップルビルの屋上」で事前予告なしの「公開ライヴ」、1月31日には「スタジオ・ライヴ」が行われ「ゲット・バック・セッション」は一旦終了しました。
その後、1969年(昭和44年)9月20日にキャピトル・レコードとの契約更新の手続きのためアップル本社で会合を持ちますが、その席上、「ジョン・レノン」と「ポール・マッカートニー」が、バンドの今後を巡って口論になり、「ジョン・レノン」が「俺はもうビートルズを辞めることにした」と吐き捨てるように言います。
この「ジョン・レノン」の脱退宣言は、この時点では契約上では認められませんでしたが、彼はこれ以後「ザ・ビートルズ」に戻ることはありませんでした。
その後1970年(昭和45年)3月23日、「ジョン・レノン」と「ジョージ・ハリスン」は、まとまりのないまま終わってしまった「ゲット・バック・セッション」のテープを「フィル・スペクター」に託すことにします。
それはよかったのですが、このことは「ポール・マッカートニー」には全く知らされておらず、
さらに「フィル・スペクター」が編集作業を進める中で、「ポール・マッカートニー」の曲「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に、そもそもの意図に反した過剰な「オーヴァー・ダビング」(コーラスやオーケストラなど)を施しため、これが「ポール・マッカートニー」を激怒させます。
■【ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/ザ・ビートルズ】⇒
「ポール・マッカートニー」は「レット・イット・ビー」発売の直前にこの事実を知り、発売を差し止めさせようとしましたがそれはできず、逆に自分のソロ・アルバム「マッカートニー」の発売日を変更されそうになり、ついにブチ切れることになります。
その後「ポール・マッカートニー」は、1970年(昭和45年)4月10日に「デイリー・ミラー」に掲載されたインタビューで「今後ビートルズのメンバーと創作活動をすることはない」と発言し、これがマスコミから「脱退」と捉えられ、実質的に「ザ・ビートルズ」は解散ということになりました。
後日譚になりますが、「ポール・マッカートニー」は1971年(昭和46年)2月18日、ロンドン高等裁判所に「ザ・ビートルズ」のパートナーシップ解消を求めて訴訟を起こします。
この訴訟は、当時のマネージャーである「アラン・クレイン」の動きを封じることが目的であったと言われています。
「アラン・クレイン」は「ザ・ビートルズ」のメンバーが稼いだ収益を「アップル・コア」社を通じて吸い上げていたため、この状況ではビートルズの財産が全て「アラン・クレイン」のものにされてしまうことから、契約を法的に無効にするため、裁判に持ち込んだそうです。
1971年(昭和46年)3月12日、裁判所は「ポール・マッカートニー」の訴え通り「パートナーシップ解消」を認めて判決が確定し、伝説のグループ「ザ・ビートルズ」は、ここに正式に解散しました。
それでは、どんな曲がランク・インしていたのか、見てみることにしましょう。(リンク先はすべてYouTubeとなっています)
ランキングに入らなかったヒット曲は「ピックアップ」として最後に載せていますので、どうぞ聞いてみてください。
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1970年(昭和45年)の日本
【この年の出来事】
さて、1970年(昭和45年)の日本はどんな様子だったでしょう?
この年は、何と言っても「大阪万国博覧会」があった年として有名です。
私もくりくり坊主のヘアスタイルで、父と親戚のお兄さんといっしょに父の車で大阪万博に出かけたみたいです。
写真には、お腹がすいたのか人ごみにうんざりしたのか、不満げな顔をした私がカメラ目線で写っていました。
今でも覚えているのは、万博で一番人気だったアメリカ館で、アポロが持ち帰った「月の石」などの展示がしてあったのですが、行列に並んで何時間も待ってやっと目にした「月の石」は、何だか普通の石とかわりばえしない小汚い石ころで、「何だ、フツーの石じゃないか!」と子供ながらも悪態をついていました。
そんな日常とはうらはらにこの年も荒れた年であり、「成田空港第一次強制測量に対して反対派実力闘争」「赤軍派学生による日航機よど号ハイジャック」「日米安保条約の自動延長の声明に対し、全国で反対派抗議」「東京渋谷でウーマンリブの第1回大会開催」などがありました。
また「三島由紀夫が自衛隊基地内に乱入し、武力決起をうながした演説の後、割腹自殺をとげる」という大事件もありました。
「光化学スモッグ」「ヘドロ」など、大気汚染・環境汚染などの多様な公害も大きく問題化しています。
文化としては、「男性の長髪の流行」「SLブーム」などがあり、ボウリングも大人気で「中山律子が第1回全日本女子プロボウリング選手権大会優勝」は大きなニュースとして扱われました。
また、1970年(昭和45年)は「モーレツ社員」が話題となりました。
オフィスの壁に「売り上げ倍増」「大躍進」などと書かれた張り紙がびっしり並ぶ環境の中で、朝から晩まで猛烈に働き、退社時間が毎日午前2時台から4時台になり、連日の午前様。
朝はモーレツに混みあった通勤電車地獄で、ドアが閉まりきらないほどギュウギュウに押しこめられた電車で通勤し、会社に着けば、社歌などを声を揃えて歌ったり、社訓や標語を唱和したりというモーレツな朝礼が待っています。
朝から晩までひたすら営業し会社に戻ってくると、これで終わりかと思いきや、深夜1時から営業会議が始まり、家に帰るのは1週間に1回だけという人もいたとか。
ただ、当時は時代を象徴するものとして肯定的に見られていたようでもあり、高度経済成長期はまだ終わりを迎えていなかったことから、モーレツに働けば報われるという希望があったのかもしれません。
でもそのモーレツな働き方を他人にも強要してくるとなれば、ちょっと迷惑かもしれませんね。
あなたの会社は思いあたりませんか?こんな人はそばにいませんか?こわいですねー。
【テレビ番組】
ドラマでは、「大河ドラマ 樅の木は残った」「連続テレビ小説 虹」「遠山の金さん捕物帳」「細うで繁盛記」「おくさまは18歳」「アテンションプリーズ」「時間ですよ」「ありがとう」「だいこんの花」「金メダルへのターン!」「おさな妻」「ハレンチ学園」など。
バラエティや教養番組では、「巨泉×前武ゲバゲバ90分! 第2期」「ラブ・ラブ・ショー」「日本史探訪」などでしょうか。
アニメや子供番組では、「あしたのジョー」「チキチキマシン猛レース」「幽霊城のドボチョン一家」「ネコジャラ市の11人」などですね。
中でも「あしたのジョー」が大人気であり、ほかにも樹木希林の怪演で人気となった「時間ですよ」や、中村梅之助主演の「遠山の金さん捕物帳」などが人気がありました。
ちょっと面白いのは、「漫画「あしたのジョー」の主人公のライバル「力石徹」が主人公「矢吹丈」との激闘の末死亡すると、力石の死を悲しむファンからの手紙が編集部に殺到し、追悼式が行われた」というもの。
いかに、この頃にはテレビや漫画が若者に浸透してしていたかが分かるエピソードです。
【封切映画】
この年の日本映画では、「ブラボー!若大将」「俺の空だぜ!若大将」「おさな妻」「サインはV」「男はつらいよ フーテンの寅」「新 男はつらいよ」「男はつらいよ 望郷篇」
「続 いそぎんちゃく」「でんきくらげ」「夜のいそぎんちゃく」「しびれくらげ」「喜劇 男売ります」「残酷おんな情死」
「あしたのジョー(石橋正次主演)」「姿三四郎」「幕末」「やくざ刑事」「やくざ刑事 マリファナ密売組織」「影の車」
「クレージーの殴り込み清水港」「喜劇 負けてたまるか!」「日本一のヤクザ男」「日本一のワルノリ男」「社長学ABC」「続 社長学ABC」などの作品が上映されていました。
劇場用アニメや子供向け映画では、「東宝チャンピオンまつり」「東映まんがまつり」や「飛び出す冒険映画 赤影」などが、子供たちには大人気でした。
「飛び出す冒険映画 赤影」は、テレビ版第一部の「金目教篇」をベースにして、新規撮影された赤影らの活躍シーンを加えたものでしたが、この新撮部分は「アナグリフ方式」と呼ばれる「立体映像」になっており、
劇場で「赤・青のセロハン」を両目それぞれに貼った赤影の仮面風の「立体メガネ」が配られ、劇中で立体パートになると「赤影」や「白影」がこの「立体メガネ」をかけるよう、観客に呼びかけるという趣向の映画でした。
変わったところでは「クレオパトラ」という映画も上映されており、これは、前年の1969年(昭和44年)に公開された「千夜一夜物語」に続く「虫プロダクション」が制作した日本のSFアニメ映画で、
「虫プロダクション」と「日本ヘラルド映画」が提携した、大人向けのアニメシリーズ「アニメラマ」第2作目としてリリースされました。
日本で封切された洋画では、「イージー・ライダー」「ワイルド・エンジェル」「明日に向かって撃て!」「悲しみの天使」「結婚大追跡」「テニス靴をはいたコンピューター」「ボルサリーノ」「砂丘」「水滴(しずく) 」「くちづけ」「ひまわり」
「冬のライオン」「ジュリアス・シーザー」「チャイコフスキー」「太陽の王子 ファラオ」「サテリコン」「異常な快楽」「王女メディア」「Z」「ワーテルロー」
■【Z】⇒
「トパーズ」「パットン大戦車軍団」「M★A★S★H」「ヨーロッパの解放」「暁の出撃」「燃える戦場」「戦略大作戦」「カラビニエ」「地獄に堕ちた勇者ども」
「シシリアン」「仁義」「・・・チック・・・チック・・・チック」
「モンテ・ウォルシュ」「チザム」などの作品が公開されています。
年間ランキング ベスト50
■年間1位~10位
1【黒ネコのタンゴ/皆川おさむ】
2【ドリフのズンドコ節/ザ・ドリフターズ】
3【圭子の夢は夜ひらく/藤圭子】
4【女のブルース/藤圭子】
5【逢わずに愛して/内山田洋とクールファイブ】
6【手紙/由紀さおり】
7【愛は傷つきやすく/ヒデとロザンナ】
8【今日でお別れ/菅原洋一】
9【ヴィーナス/ザ・ショッキング・ブルー】
10【京都の恋/渚ゆう子】
■年間11位~20位
11【白い色は恋人の色/ベッツィ&クリス】
12【希望/岸洋子】
13【経験/辺見マリ】
14【噂の女/内山田洋とクールファイブ】
15【白い蝶のサンバ/森山加代子】
16【国際線待合室/青江三奈】
17【波止場女のブルース/森進一】
18【命預けます/藤圭子】
19【恋ひとすじ/森進一】
20【男の世界/ジェリー・ウォレス】
■年間21位~30位
21【あなたならどうする/いしだあゆみ】
22【四つのお願い/ちあきなおみ】
23【愛の旅路を/内山田洋とクールファイブ】
24【花と涙/森進一】
25【ミスター・マンデイ/ザ・オリジナル・キャスト】
26【走れコウタロー/ソルティー・シュガー】
27【新宿の女/藤圭子】
28【ちっちゃな恋人/ジミー・オズモンド】
29【トレイン/1910フルーツガム・カンパニー】
30【池袋の夜/青江三奈】
■年間31位~40位
31【姿三四郎/姿憲子】
32【レット・イット・ビー/ザ・ビートルズ】
33【コンドルは飛んで行く/サイモン&ガーファンクル】
34【恋人/森山良子】
35【マルタ島の砂/ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス】
36【男と女のお話/日吉ミミ】
37【別れのサンバ/長谷川きよし】
38【自由の女神/黛ジュン】
39【ドリフのほんとにほんとにご苦労さん/ザ・ドリフターズ】
40【私が死んだら/弘田三枝子】
■年間41位~50位
41【しあわせの朝/クリフ・リチャード】
42【明日に架ける橋/サイモン&ガーファンクル】
43【雨の訪問者/フランシス・レイ・オーケストラ】
44【真夜中のギター/千賀かほる】
45【老人と子供のポルカ/左卜全とひまわりキティーズ】
46【一度だけなら/野村真樹】
47【喧嘩のあとでくちづけを/いしだあゆみ】
48【愛のきずな/安倍律子】
49【カム・トゥゲザー/ザ・ビートルズ】
50【恋狂い/奥村チヨ】
この年の注目曲
【邦楽】ピックアップ
注目曲 1~30
■【X+Y=LOVE/ちあきなおみ】
■【空よ/トワ・エ・モア】
■【くやしいけれど幸せよ/奥村チヨ】
■【夜と朝のあいだに/ピーター】
■【ひとり寝の子守唄/加藤登紀子】
■【もう恋なのか/にしきのあきら】
■【土曜の夜何かが起きる/黛ジュン】
■【白い鳥にのって/はしだのりひことシューベルツ】
■【美しいヴィーナス/加山雄三】
■【あしたが生まれる/フォーリーブス】
【洋楽】ピックアップ
注目曲 1~30
■【雨にぬれても/B・J・トーマス】
■【僕の歌は君の歌/エルトン・ジョン】
■【移民の歌/レッド・ツェッペリン】
■【スピード・キング/ディープ・パープル】
■【ブラック・ナイト/ディープ・パープル】
■【愛のプレリュード/カーペンターズ】
■【遥かなる影/カーペンターズ】
■【エーゲ海の真珠/ポール・モーリア】
■【長い夜/シカゴ】
■【ジャニスの祈り/ジャニス・ジョプリン】
■【恋することのもどかしさ/ポール・マッカートニー】
■【ABC/ジャクソン5】
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