


1975年(昭和50年)は、長く続いていた「フォークソング・ブーム」が「終わりの始まり」を迎えていたようです。
この年、南ベトナムが北ベトナムに降伏し、ベトナム戦争が終結しましたが、このことが結果的に日本の音楽界に大きな影響を与えることとなりました。
1974年(昭和49年)の「襟裳岬/森進一」の「吉田拓郎作曲」に続き、「シクラメンのかほり/布施明」の「小椋佳作詞/作曲」に見られるように、歌謡曲とフォークのコラボレーションが活発化した時代でもありました。
また、「井上陽水」のアルバム「氷の世界」が、日本のアルバム史上初の「ミリオンセラー(売上100万枚)」を記録する快挙を成し遂げます。
「井上陽水」は、この年の年間アルバム売上でも「TOP20」に6作がランクインするなど、1974年(昭和49年)に引き続いてヒットを連発しています。
3月1日に第17回グラミー賞が開催され、「月の光/冨田勲」が3部門でノミネートされました。
アメリカの権威ある音楽賞である「グラミー賞」に日本人がノミネートされるのは史上初のことでした。
6月1日には、「小室等」「吉田拓郎」「井上陽水」「泉谷しげる」が「フォーライフ・レコード」を設立しています。
これは、現役ミュージシャンがレコード会社を設立するという、この当時大きな反響を呼んだ「J-POP史上に残る大事件」であったと言われています。
8月2日〜3日には、静岡県掛川市の「ヤマハリゾートつま恋」にて、日本初の大規模オールナイトコンサート「吉田拓郎・かぐや姫 コンサート インつま恋」が開催されています。
11月3日には、「西城秀樹」が日本人のソロ歌手として史上初となる「日本武道館コンサート」を開催するなど、「初めて尽くしの年」だったと言えそうです。
この記事では、1975年に大人気だった「ヒット曲」をなつかしく思う方のために、「年間ヒット曲」「その年の注目曲」を中心に、その年の出来事や「日本や世界の音楽事情」、放映が始まった「テレビ番組」や公開された「映画」などについてお話ししてみたいとおもいます。
この記事を読むことで、思い出の「1975年という時代」を振り返ってみることができ、その当時の忘れがたい記憶を昨日あったことのように呼び起こすことができるようになるかもしれません。
この記事を読んでほしい人
- 「1975年」に人気のあった「ヒット曲」「注目曲」「アーティスト」が知りたい人
- 「1975年」にあった芸能界や音楽界のトピックが気になる人
- 「1975年」に世の中で起こった主な出来事を振り返りたい人
- 「1975年」の「年間ランキング100位までの曲」や「注目曲」を聴きたくなった人
- 「1975年」の「テレビ番組」や「封切映画」をなつかしいと思う人
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1975年(昭和50年)の音楽事情
日本のフォークソング
日本におけるフォークソングは明治時代に歌われていた演歌(演説歌のことで、現在のいわゆる「演歌」とは別物)が、戦後のアメリカンフォーク(特にボブ・ディランなどメッセージ性の強いもの)の影響を受けて、「日本のフォーク」として独自に発展してきました。
そのため、そもそも日本のフォークソングは強いメッセージ性を持ち、反戦、反体制、反差別といった「主張」とくっつきやすい性格を持っていたと言えます。
フォークソングが全盛期を迎えだしたのは1960年代後半からで、「学生運動」や「安保闘争」「反戦運動」「差別反対運動」といった気運と密接につながって、「フォークソング・ブーム」として盛り上がってきました。
1970年代に入ると非常に多くのヒットソングや名曲が生まれるようになり、それと同時に、激化する「ベトナム戦争(1964年~1975年)反対運動」の反戦歌としての性格が非常に強くなっていったようです。
その一方で、「思想性やメッセージ性」の濃度が少ない作品も出てくるようになり人気を博し、のちにこの流れは「ニューミュージック」に発展していきます。
学生運動があさま山荘事件で下火になり、第二次安保闘争が安保条約更新で終わってしまうなど、1975年(昭和50年)にはそういった運動は一区切りを迎えており、運動の主力となった学生たちは急速に「ノンポリ」となって無気力無関心となっていきました。
そしてさらに「ベトナム戦争が終わった」ことにより、そうした運動は方向性を見失い、それと強くつながっていたがために、「ブーム」は1976年(昭和51年)以降急速にしぼんでいくことになります。
1977年(昭和52年)以後も、「フォークソング」は音楽ジャンルとしては続いていきますが、その強すぎる「メッセージ性」を薄めて、より一層「抒情的な面」を強めた音楽となって、時代の流れに寄り添っていくことになります。
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「ニューミュージック」
1970年代後半から主流となっていく「ニューミュージック」は、2つの意味で使われた言葉だと言われています。
1つは「フォークソング」のアーティストたちが、「フォークソング」が持つ「思想性」「メッセージ性」にこだわることなく、「フォークソング」から得られた「成果」をもとに「変化」していき、「ロックの要素」と結びついて新しいタイプの音楽を生み出したのが「ニューミュージック」と呼ばれました。
そして、もう1つは「荒井由実」「中島みゆき」「アリス」など、新しいタイプのアーティストが出現したことで、それまでの「歌謡曲」「フォーク」「ロック」という言葉では「ジャンル」をくくりきれなくなったので、それらの「アーティスト」や「楽曲」に対して、「新しい音楽」という意味で「ニューミュージック」という言葉が使われたとされています。
「ニューミュージック」はどこからが始まりなのかが、あまりはっきりしていませんが、1980年学習研究社発行の「NEW MUSIC'81 ニューミュージック事典」によれば「今日のニューミュージックに関するすべての状況は『結婚しようよ』のヒットから始まった」とするなど、
その起源を、1972年(昭和47年)の「結婚しようよ/吉田拓郎」とすることが多いようです。
「結婚しようよ/吉田拓郎」は、一般的には「フォークソング」に分類されますが、「思想性」や「メッセージ性」が希薄であったことから、この曲が「フォークソング」として大ヒットすると、「これは『フォークソング』とは違う」という批判が一部の人々から巻き起こります。
しかし、この「思想性やメッセージ性のないフォークソング」の流れは、翌1973年(昭和48年)の「神田川/かぐや姫」がヒットすることにより、一層はっきりした形をとって人々の前に示されることになりました。
そして、それと同じ頃に活躍を始める「井上陽水」や「荒井由実」の楽曲がヒットするとともに、これらのミュージシャンの音楽をひっくるめて「ニューミュージック」と呼ぶようになっていったと言われています。
「吉田拓郎」が切り開いた道の上を、「井上陽水」「小椋佳」「松任谷由実」「中島みゆき」「風」「さだまさし」「南こうせつ」「アリス」「オフコース」「チューリップ」「八神純子」「松山千春」といった、その後の「ニューミュージック」の代表と呼ばれるアーティストたちが続々と走りはじめました。
1970年代中頃~後半にかけて名曲が数多くリリースされましたが、ヒット・チャートの常連たちの楽曲だけでなく、
1980年代を迎える頃には「ニューミュージック」はすっかり浸透しており、「夢想花/円広志」「異邦人/久保田早紀」などの新しいアーティストたちの「ビッグ・ヒット」も頻繁に出てくるようになります。
この「ニューミュージック」の流れが、1970年代後半から1980年代いっぱいにかけての大きな潮流となっていくことになります。
その後、1990年代に入ると、さらに「J-POP」に発展していきます。
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百恵と「赤いシリーズ」
「山口百恵」は、この年4枚のシングルをリリースしています。
オリコンチャート「1位」の曲こそありませんでしたが、全ての曲で「Top5」ヒットとなっており、高いレベルで抜群の安定感を発揮していました。
また、前年の1974年(昭和49年)10月からはTBSのテレビドラマ「赤いシリーズ」に出演しています。
「山口百恵」の「赤いシリーズ」出演作は、連続ドラマとしては、1974年の「赤い迷路」、1975年の「赤い疑惑」、1976年の「赤い運命」「赤い衝撃」、1977年の「赤い激流」「赤い絆」の6作。
引退記念作品スペシャルドラマの「赤い死線」(1980年)を加えると、実に7作品もあり、そのうち4作品で主題歌を歌い、いずれも大ヒットさせました。
「赤い疑惑」「赤い衝撃」では「三浦友和」と共演したことも話題となり、のちにこの2人は結婚し、1980年(昭和55年)に21歳の若さで「山口百恵」は早すぎる引退をすることになります。
「赤いシリーズ」は「赤い死線」まで実に6年にも及び毎年制作され、1970年代を代表する人気テレビドラマとなりました。
当時は小学生のガキンチョだった私も、母と一緒に「うるうる」しながらテレビを見ていたのを思い出します。
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「歌謡ロック」の広まり
1975年(昭和50年)には、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」という、ちょっと風変わりな楽曲がオリコン「1位」の大ヒットを記録します。
この曲をヒットさせたのは、「宇崎竜童」率いる「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」で、「宇崎竜童」の妻である「阿木燿子」が作詞し、「宇崎竜童」が作曲をしました。
「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」は、「キャロル」に遅れること「1年」あとにデビューした、「ロック・バンド」でした。
そのため、何かと「キャロル」と比較されることも多く、苦々しい思いをしていたようです。
しかし、レコード・セールス的には「キャロル」よりはるかに成功したバンドで、前年の1974年(昭和49年)にリリースした「スモーキン・ブギ」が「累計70万枚」を売り上げ、オリコン最高位「4位」となる大ヒットとなり、一気に注目を集めます。
そして、次のシングルである「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」で、オリコン最高位「1位」を獲得し、この曲は1975年(昭和50年)のオリコン年間ヒットチャートでは「5位」にランクインし、「ミリオンセラー」となる超特大ヒットとなりました。
この楽曲が変わっているのは、「すべての歌詞が『語り』である」ということです。
「キャロル」が、「巻き舌唱法」と「日本語英語チャンポン詞」で、独自の「和製ロック」への回答を出したのに対し、「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」の「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は、「和製ロック」という「お題」に対するもう1つの秀逸な回答となりました。
「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」の代表的な曲は、「スモーキン・ブギ」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「裏切者の旅」「サクセス」などです。
■【港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ/ダウン・タウン・ブギウギ・バンド】⇒
そしてこの頃、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の大成功に、「山口百恵」が注目していました。
「山口百恵」は、「初期のヒット曲」以降ついて回ってきた「早熟な少女」という歌手としてのイメージにずっと違和感を抱いており、この当時には歌手活動に対して「ヤル気」が薄れ始めてきていたと言われています。
そんな時、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を大ヒットさせた「阿木燿子」「宇崎竜童」の「作詞作曲コンビ」を、「山口百恵」自らが指名して生まれたのが、翌1976年(昭和51年)にオリコンで最高位「1位」の大ヒットとなった「横須賀ストーリー」です。
「ロック調の歌謡曲」という、この新機軸は大当たりし、矛盾を生じて行き詰っていた自分のイメージを「少し陰のある不良っぽい少女」という「新しい山口百恵像」へ「リセット」させるのに、見事に成功したと言えます。
これが後の「イミテイション・ゴールド」「プレイバックPart2」「絶体絶命」「愛の嵐」「ロックンロール・ウィドウ」など、同じイメージの曲の大ヒットにつながりました。
こうした、「ロック調の歌謡曲」を、インディーズなどではなく、「山口百恵」という認知度の高いメジャーな歌手が連続して大ヒットさせたことで、「歌謡ロックが」一気に「お茶の間に浸透していく」ことになります。
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【1978年ヒット曲】昭和53年の年間シングルランキング100
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キャンディーズの躍進
そして、「キャンディーズ」が「年下の男の子」でようやく芽を出し、スターの仲間入りを果たしました。
当時のセンターは「スー(田中好子)」が務めていましたが、「ラン(伊藤蘭)」「スー」「ミキ(藤村美樹)」の3人のうち、「ラン」だけが他の2人とファン層が異なっており、「お姉さん的な魅力」を備えていたため「ファンの年齢層が高かった」そうです。
そうしたことから、5枚目のシングル「年下の男の子」で「お姉さん」的キャラクターの「ラン」をセンターに据えてメインボーカルとして前面に出したところ、これが大当たりして初のスマッシュヒットとなり、オリコンでも最高位「9位」となる、初めての「Top10」入りを果たしました。
「年下の男の子」は、1975年度の年間チャートでも「42位」に輝いています。
この年リリースされたシングルは全部で4枚あり、5枚目シングル「年下の男の子」が最高位「9位」、6枚目のシングル「内気なあいつ」が最高位「18位」、7枚目のシングル「その気にさせないで」が最高位「17位」、8枚目のシングル「ハートのエースが出てこない」が最高位「11位」と、スマッシュヒットはあったものの、まだ完全にブレイク・スルー出来ていませんでしたが、着実に階段を上がっていたと言えるのかもしれません。
「キャンディーズ」の3人が完全にブレイクするのは、翌年3月に「春一番」が吹くのを待たなくてはなりませんでしたが、春の風はすぐそこまで来ていました。
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「ザ・ピーナッツ」引退
そして、彼女たちの台頭と入れ替わるようにして、1960年代を通じて日本の音楽界の大スターであり続けた「ザ・ピーナッツ」がこの年引退しています。
1975年(昭和50年)2月18日に、当時東京都千代田区有楽町の三信ビルヂングにあったという「渡辺プロダクション社屋」にて記者会見を開き、引退発表をしました。
引退は1972年(昭和47年)頃より検討していたそうですが、根強いファンはいるとはいえ、1970年代に入って苦戦していたのかもしれません。
最後の話題曲となったのは1973年7月リリースの「情熱の砂漠」でしょうか。
「ザ・ヒットパレード」「シャボン玉ホリデー」「夢であいましょう」「ミュージック・フェア」「夜のヒットスタジオ」など、当時人気のあった名立たるテレビの歌番組では常連でした。
1975年(昭和50年)3月31日には「夜のヒットスタジオ」において、番組史上初の「サヨナラ」企画、「引退記念特集 さよならピーナッツ」が放映され、4月5日にはNHKホールにおいて「ザ・ピーナッツ さよなら公演」のラストコンサートが行われています。
「ザ・ピーナッツ さよなら公演」は、1975年(昭和50年)3月21日~4月5日にかけて「4公演」が開催されており、コンサートツアー形式による「ザ・ピーナッツ」の「引退記念コンサート」でしたが、
この当時はまだ、日本の歌手が引退に際して記念興行を行う事例が無かったので、この「ザ・ピーナッツ さよなら公演」が日本の歌手で初めての「引退コンサート」であるとされています。
「ザ・ピーナッツ さよなら公演」以後、日本人アーティストの間に「引退コンサート」が一般化していくことになりました。
この公演を最後に「ザ・ピーナッツ」は芸能界を引退し、それ以後は、ほぼ姿を現すことはなかったと言われています。
「ザ・ピーナッツ」は、女優活動も少ないながらも行っており、映画などにも数作出演していますが、中でも映画「モスラ」での「インファント島の双子の小美人」役はいまもなお根強い人気があるようです。
国内での活躍だけでなく、海外公演などによって「和製ポップス」を世界に広めた功績は非常に大きく、特に当時の「西ドイツ」「東ドイツ」や「イタリア」「アメリカ」「ソ連」などでは、日本の歌手といえば即座に「ザ・ピーナッツ」と連想されるほど、その活躍ぶりは高く評価されています。
またここに、ひとつの時代が終わりを迎えました。
さて、では当時どんな曲がランク・インしていたのか、さっそく見てみることにしましょう。(リンク先はすべてYouTubeとなっています)
100位までのランキングに収まらなかったヒット曲は「ピックアップ」として記事の最後にまとめてありますので、よかったらそちらも聞いてみてください。
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【1973年ヒット曲】昭和48年の年間シングルランキング100
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1975年(昭和50年)の日本
【この年の出来事】
さて、1975年(昭和50年)はどんなことがあったか、おさらいをしておきましょう。
この年の大事件は、やはり「ベトナム戦争終結」でしょう。
このことが日本の音楽シーンに地殻変動をもたらし、生れ出た「ニューミュージック」が1980年代に大きな影響力を持ちました。
そのほか「沖縄国際海洋博覧会開催」「エリザベス英女王夫妻来日」「第1回先進国首脳会議(サミット)フランスで開催」「三億円事件(昭和43年12月発生)の時効成立」などのトピックがあったようです。
この年は、前年の「宇宙戦艦ヤマト」の大ヒットを受けて「松本零士ブーム」となっており、このブームは1970年代いっぱいまで続いていくことになります。
1974年(昭和49年)
■TV【宇宙戦艦ヤマト】⇒
1977年(昭和52年)
■TV【惑星ロボ ダンガードA】⇒
1978年(昭和53年)
■TV【宇宙海賊キャプテンハーロック】⇒
■映画【宇宙海賊キャプテンハーロック アルカディア号の謎】⇒
1979年(昭和54年)
■TV【宇宙戦艦ヤマトII ヤマトよ永遠なれ!】⇒
■映画【銀河鉄道999 ~GALAXY EXPRESS 999~】⇒
1980年(昭和55年)
■TV【宇宙戦艦ヤマトIII】⇒
ブームと言えば「紅茶キノコブーム」もこの年です。
おもちゃでは「フリスビー」「モーラー」などのアメリカ発の玩具や、トミーの「黒ひげ危機一髪ゲーム」が大はやりでした。
「ビデオカセット」「使い捨ての100円ライター」が登場したのもこの年ですし、「ペヤングソースやきそば」やカルビーの「ポテトチップス」の発売も1975年(昭和50年)です。
私もポテチやカップ焼きそばは大好物で、「そんなものばっかり食べてないで、ちゃんと栄養のあるものを食べなさい!」と、鬼の形相で母に叱られてもくじけずに、かくれてポテチをほおばっていました。
【テレビ番組】
テレビ番組は豊作で、ドラマでは「大河ドラマ 元禄太平記」「連続テレビ小説 水色の時」「連続テレビ小説 おはようさん」「俺たちの勲章」「俺たちの旅」「前略おふくろ様」「Gメン'75」「刑事コジャック」「ロックフォードの事件メモ」など。
バラエティ番組では、「カックラキン大放送!!」「欽ちゃんのドンとやってみよう」「テレビ三面記事 ウィークエンダー」「ぴったしカンカン」「シャボン玉こんにちは」「アタック25」「それは秘密です!!」などなど、時代を思い起こさせる名作がたくさん放送開始されました。
アニメ番組や子供番組では、「新トムとジェリー」「フランダースの犬」「まんが日本昔ばなし」「元祖天才バカボン」「一休さん」「ラ・セーヌの星」「ガンバの冒険」「タイムボカン」
「ゲッターロボG」「宇宙の騎士テッカマン」「鋼鉄ジーグ」「UFOロボ グレンダイザー」「勇者ライディーン」
「秘密戦隊ゴレンジャー」「仮面ライダーストロンガー」「正義のシンボル コンドールマン」「アクマイザー3」などですね。
子供向けの人形劇として「真田十勇士(NHK)」なども、放映されていました。
【封切映画】
この年の日本映画では、「青春の門」「続 愛と誠」「雨のアムステルダム」「はだしの青春」「わが青春のとき」「想い出のかたすみに」
「櫛の火」「アフリカの光」「鴎よ、きらめく海を見たか めぐり逢い」「青い山脈」「陽のあたる坂道」「はつ恋」「竹久夢二物語 恋する」
「どてらい男」「ある映画監督の生涯 私家版 溝口健二の記録」「がんばれ!若大将」「おれの行く道」「鬼の詩」「化石」
「潮騒(山口百恵主演)」「絶唱(山口百恵出演)」「花の高2トリオ 初恋時代(山口百恵 桜田淳子 森昌子出演)」「お姐ちゃんお手やわらかに(山口百恵出演)」「ブロウアップ ヒデキ」「スプーン一杯の幸せ(桜田淳子主演)」
「日本任侠道 激突篇」「仁義の墓場」「県警対組織暴力」「暴動島根刑務所」「資金源強奪」「新 仁義なき戦い 組長の首」「吶喊(とっかん)」「秘録太平洋戦争全史」「金環蝕」
「ウルフガイ 燃えろ狼男」「少林寺拳法」「新幹線大爆破」「けんか空手 極真拳」「華麗なる追跡」「男組」「東京湾炎上」「動脈列島」
「本陣殺人事件(中尾彬主演)」「告訴せず」「球形の荒野」「阿寒に果つ」
「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」「男はつらいよ 葛飾立志篇」「トラック野郎 爆走一番星」「トラック野郎 御意見無用」「ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!」「正義だ!味方だ!全員集合」「吾輩は猫である」などの上映がされていました。
劇場用アニメや子供向け映画では、「東宝チャンピオンまつり」「東映まんがまつり」この時代の2トップでしたね。
子供たちは、みんな「夏休み」や「冬休み」「春休み」の上映を楽しみにしていました。
日本で封切された洋画では、「ザッツ・エンタテインメント」「新 おしゃれ泥棒」「ロンゲスト・ヤード」「コンラック先生」「ファニー・レディ」「ダブ」「ハリーとトント」
「別離」「メリーゴーランド」「シャンプー」「アリスの恋」「あの空に太陽が」
「オデッサ・ファイル」「オリエント急行殺人事件」「チャイナタウン」「アイガー・サンクション」「パララックス・ビュー」「暗闇にベルが鳴る」「コンドル」「ブレイク・アウト」「ピンク・パンサー2」「ダーティ・ハンター」「ケープタウン」「フレンチ・コネクション2」
「続 青い体験」「インモラル物語」「愛の嵐」「愛人関係」「いくたびか美しく燃え」「続 エマニエル夫人」
「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」「ザ・ファミリー」「華麗なる復讐」「ストリートファイター」「ミスター・ノーボディ」「ブラニガン」
「タワーリング・インフェルノ」「ジャガーノート」「悪魔のいけにえ」「サブウェイ・パニック」「ブルーエンゼル」「バニシング IN 60”」「ローラーボール」「悪魔の墓場」「ヤング・フランケンシュタイン」「悪魔の追跡」「ジョーズ」
「アラン・ドロンのゾロ」「ジャン・ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街」「J-P・ベルモンドの交換結婚」
「星の王子さま」「ロビン・フッド」「レニー・ブルース」「続 ラブ・バッグ」「地球の頂上の島」「おかしなおかしな高校教師」など、日本が「このあと迎える時代」を先取りするような「名作」や「佳作」「珍作」の数々が、世界ではもう制作されていたようです。
香港映画では、「ドラゴンへの道」が上映され、ヒットしました。
「ブルース・リー」は、子供から大人まで大人気でしたね。
年間ランキング ベスト100
■年間1位~10位
1【昭和枯れすゝき/さくらと一郎】
2【シクラメンのかほり/布施明】
3【想い出まくら/小坂恭子】
4【時の過ぎゆくままに/沢田研二】
5【港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ/ダウン・タウン・ブギウギ・バンド】
【C/W カッコマン・ブギ】
6【ロマンス/岩崎宏美】
7【22才の別れ/風】
8【心のこり/細川たかし】
9【我が良き友よ/かまやつひろし】
10【冬の色/山口百恵】
■年間11位~20位
11【はじめての出来事/桜田淳子】
12【スモーキン'ブギ/ダウン・タウン・ブギウギ・バンド】
13【「いちご白書」をもう一度/バンバン】
14【私鉄沿線/野口五郎】
15【おんなの夢/八代亜紀】
16【いつか街で会ったなら/中村雅俊】
17【あなたにあげる/西川峰子】
18【十七の夏/桜田淳子】
19【愛の迷い子/アグネス・チャン】
20【旅愁/西崎みどり】
■年間21位~30位
21【僕にまかせてください/クラフト】
22【やすらぎ/黒沢年男】
23【哀しみの終るとき/野口五郎】
24【千曲川/五木ひろし】
25【面影/しまざき由理】
26【わたし祈ってます/敏いとうとハッピー&ブルー】
27【冬の駅/小柳ルミ子】
28【恋の暴走/西城秀樹】
29【ひとり歩き/桜田淳子】
30【夕立ちのあとで/野口五郎】
■年間31位~40位
31【北へ帰ろう/徳久広司】
32【夏ひらく青春/山口百恵】
33【プリーズ・ミスター・ポストマン/カーペンターズ】
34【甘い生活/野口五郎】
35【ともしび/八代亜紀】
36【木枯しの二人/伊藤咲子】
37【さらばハイセイコー/増沢末夫】
38【この愛のときめき/西城秀樹】
39【涙と友情/西城秀樹】
40【学校の先生/坂上二郎】
■年間41位~50位
41【中の島ブルース/内山田洋とクールファイブ】
42【年下の男の子/キャンディーズ】
43【天使のくちびる/桜田淳子】
44【湖の決心/山口百恵】
45【裏切りの街角/甲斐バンド】
46【誘われてフラメンコ/郷ひろみ】
47【花のように鳥のように/郷ひろみ】
48【おんなの運命/殿さまキングス】
49【お前に惚れた/萩原健一】
【C/W 兄貴のブギ】
50【オンリー・イエスタデイ/カーペンターズ】
■年間51位~60位
51【初めてのひと/西川峰子】
52【人恋しくて/南沙織】
53【東京/マイ・ペース】
54【わるい誘惑/郷ひろみ】
55【白い部屋/沢田研二】
56【みれん/五木ひろし】
57【となりの町のお嬢さん/吉田拓郎】
58【理由/中条きよし】
59【ささやかな欲望/山口百恵】
【C/W ありがとう あなた】
60【うぐいすだにミュージックホール/笑福亭鶴光】
■年間61位~70位
61【巴里にひとり/沢田研二】
62【華麗なうわさ/フィンガー5】
63【愛の逃亡者 Fugitive Kind/沢田研二】
64【恋人たちの午後/アグネス・チャン】
65【至上の愛/西城秀樹】
66【雨だれ/太田裕美】
67【酒場にて/江利チエミ】
68【哀恋記/五木ひろし】
69【恋のリクエスト/あいざき進也】
70【ふたりの秘密/西川峰子】
■年間71位~80位
71【ひと雨くれば/小柳ルミ子】
72【美しい愛のかけら/野口五郎】
73【ハッスル/ヴァン・マッコイ&スタイリスティックス】
74【恋があぶない/ずうとるび】
75【愛の執念/八代亜紀】
76【夢よもういちど/真木ひでと】
77【襟裳岬/森進一】
78【センチメンタル/岩崎宏美】
79【哀愁のレイン・レイン/チェリッシュ】
80【湯けむりの町/森進一】
■年間81位~90位
81【はだしの冒険/アグネス・チャン】
82【あなたの私/石川さゆり】
83【今はもうだれも/アリス】
84【傷だらけの天使/井上尭之バンド】
85【みかん色の恋/ずうとるび】
86【にがい涙/スリー・ディグリーズ】
87【あじさいの雨/渡哲也】
88【二重唱(デュエット)/岩崎宏美】
89【白いくつ下は似合わない/アグネス・チャン】
90【面影の君/森昌子】
■年間91位~100位
91【白い冬/ふきのとう】
92【ふたりの旅路/五木ひろし】
93【バンプ天国/フィンガー5】
94【黄昏の街/小柳ルミ子】
95【白い風よ/桜田淳子】
96【逢えるかもしれない/郷ひろみ】
97【恋の大予言/フィンガー5】
【C/W 上級生】
98【淋しがりや/梓みちよ】
99【サボテンの花/チューリップ】
100【木枯らしの舗道/天地真理】
この年の注目曲
【邦楽】ピックアップ
注目曲 1~30
■【純愛/片平なぎさ】
■【乙女のワルツ/伊藤咲子】
■【白い約束/山口百恵】
【C/W 山鳩】
■【ゆれてる私/桜田淳子】
■【俺たちの旅/中村雅俊】
【C/W ただお前がいい】
■【内気なあいつ/キャンディーズ】
■【その気にさせないで/キャンディーズ】
■【ハートのエースが出てこない/キャンディーズ】
■【卒業写真/ハイ・ファイ・セット】
■【スカイレストラン/ハイ・ファイ・セット】
■【海を見ていた午後/ハイ・ファイ・セット】
■【卒業写真/荒井由実】
■【ルージュの伝言/荒井由実】
【C/W 何もきかないで】
■【あの日にかえりたい/荒井由実】
【C/W 少しだけ片想い】
■【眠れぬ夜/オフコース】
■【アザミ嬢のララバイ/中島みゆき】
■【時代/中島みゆき】
■【悲しきレイン・トレイン/チューリップ】
■【御免/井上陽水】
【洋楽】ピックアップ
注目曲 1~30
■【愛がすべて/スタイリスティックス】
■【S.O.S/アバ】
■【ボヘミアン・ラプソディ/クイーン】
■【マイ・ベスト・フレンド/クイーン】
■【スカイ・ハイ/ジグソー】
■【バイ・バイ・ベイビー/ベイ・シティ・ローラーズ】
■【サタデー・ナイト/ベイ・シティ・ローラーズ】
■【ウォーク・ディス・ウェイ/エアロスミス】
■【ロックンロール・オールナイト/キッス】
■【ザッツ・ザ・ウェイ/KC&ザ・サンシャイン・バンド】
■【スタンド・バイ・ミー/ジョン・レノン】
■【夢の夢/ジョン・レノン】
■【哀しみの恋人たち/ジェフ・ベック】
■【マホガニーのテーマ/ダイアナ・ロス】
■【アイム・ノット・イン・ラブ/10cc】
■【オリーブの首飾り/ポール・モーリア】
■【薔薇色のメヌエット/ポール・モーリア】
■【ソリテアー/カーペンターズ】
■【オール・バイ・マイセルフ/エリック・カルメン】
■【ハッスル/ヴァン・マッコイ】
■【あなたがここにいてほしい/ピンク・フロイド】
■【明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン】
■【ラヴィン・ユー/ミニー・リパートン】
■【SWATのテーマ/リズム・ヘリテッジ】
■【セイリング/ロッド・スチュワート】
■【ラヴ・イズ・ザ・ドラッグ/ロキシー・ミュージック】
■【エンド・オブ・ザ・ライン/ロキシー・ミュージック】
■【シー・セルズ/ロキシー・ミュージック】
■【ジャスト・アナザー・ハイ/ロキシー・ミュージック】
■【そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン=ジョン】
注目曲 31~60
音楽配信で思い出の曲を好きな時に楽しもう
おススメの音楽配信サイトなど
レコチョク
「レコチョク」は、音楽会社各社が参画する「ダウンロード購入」タイプの音楽配信サービスで、そのため幅広いジャンルにわたってラインナップが豊富であることや、「ハイレゾ配信」も行っており、「ストリーミング(サブスクリプション)」タイプや「CD/DVD」などよりも、「高音質」で聴くこともできます。
「ダウンロード」による「デジタルデータの購入」なので、楽曲のデータを消去してしまわない限りは、人気の「サブスクリプション」(定額料金で多数の楽曲が聴き放題になる)タイプのように、音楽配信が停止になって、いつのまにか聴きたい曲が「聞けなくなってしまう」ようなことがないのがいいところですね!
「自分の好きなアーティストの曲だけをたのしみたい人」「月額料金をずっと取られ続けるのが嫌な人」「聴きたい曲が決まっている人」「曲ごとやアルバムごとにお金を払う、ダウンロードタイプの音楽配信サービスがいい人」「全体の出費を抑えながら音楽を楽しみたい人」「曲のラインナップは豊富な方がいい人」にはおススメ!
⇒音楽ダウンロードならムダな料金がかからない! 【レコチョク】
music.jp
「music.jp」は「音楽配信」だけでなく、「動画配信」と「電子書籍」も一緒に楽しめるサービスで、「動画配信」の作品数は国内最大級の18万本以上と充実しており、満足いくラインナップです。
他のVODなどと違うのは、音楽と書籍は「購入」、動画は「レンタル」となり、月額料金を「ポイント」に変えて、デジタル作品を通常よりも安く「購入」「レンタル」することができるというところ。
月々もらえるポイントを全部使ってしまえばそれ以上は「課金」になり、「定額で見放題」などではないですが、「ポイント」は多めにもらえますし、「音楽作品」「映像作品」「電子書籍」を一緒に楽しめるのは、「映像作品とテーマソングや原作をリンクして楽しみたい人」には大きなメリットと言えるでしょう。
Tower Records
「Tower Records(タワーレコード)」は、アメリカ生まれの大手CDショップチェーンで、日本でもレコード全盛の時代から「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャッチコピーで知られ、音楽の購入方法がダウンロードやストリーミングなどに中心が移ってしまった今でも、音楽の実店舗としては「No.1」であり、現在も「CD」「DVD」「書籍」などを販売していて、コアなファンも多くいます。
「Rock」「Pops」は言うに及ばず、「Classic」「Jazz」「Fusion」など幅広いジャンルにわたって品ぞろえは豊富で、さまざまな「音楽情報」「タワーレコード限定商品」「オンラインショップ限定特典」などもあり、「CD」「DVD」や「音楽系の書籍」「グッズ」などをよく買う方にとっては、魅力的な専門的なショップです。
「昔ながらのレコードやCDを買いたいという音楽ファンの人」「CDやDVD・ブルーレイなどで音楽を聴きたい人」「レコードやCDでの音質にこだわる人」「タワーレコード限定グッズやオンライン限定特典に魅力を感じる人」「インターネットに詳しくはないが音楽好きな人」「ジャケットを見ないと音楽を聴いた気にならない人」などには非常におススメ!
コロムビアミュージックショップ
「コロムビアミュージックショップ」は、日本有数の老舗レコード会社である「日本コロムビア」の公式通販サイトで、「演歌」「歌謡曲」から「J-POP」「ロック」「クラシック」「ジャズ」「アニメ」「特撮もの」や「キッズ」「ファミリー」など、幅広い「年代」「ジャンル」にわたる「音楽に関わる商品」を販売しています。
歴代の人気アーティストの作品を取り揃えており、市販されている「CD」や「DVD」「Blu-ray」をはじめとし、「通販限定CD-BOX」や「グッズ」「フォト」「オリジナル特典つきCD」などの「限定もの」のほか、「レコード」「カセット」までもあるなど、「コロムビアミュージックショップ」でしか手に入らない商品が多数購入できるのは、「音楽好き」にはとても魅力的!
「音楽が好きな人」「昔のヒット曲を集めた企画もののCDを探している人」「好きなアーティスト関連のグッズが買いたい人」「コレクションしているアーティストがいる人」「なつかしのアーティストの楽曲や写真・映像を楽しみたい人」には、非常におススメです!
動画配信でなつかしい映像を楽しむ
なつかしの映像が楽しめるおススメVOD
Hulu
「hulu」は、「コスパ」が非常によく「配信作品数」も多い優秀な「動画配信サービス(VOD)」で、ドラマや映画の配信以外にも「テレビの人気バラエティ番組の見逃し配信」や、「日米英ニュース」「音楽」「ドキュメンタリー」「スポーツ」なども充実しており、そのラインナップには満足する人が多いでしょう。
最新作映画の配信はほとんどなく、最新のドラマも配信されていないものがありますが、「すべてが見放題作品」なので追加料金が発生せず、「hulu」でしか観られない「オリジナル・コンテンツ」も豊富で、いろいろなデバイスで動画を見ることができるなど、「使いやすさ」と「満足感」「月額コスト」のバランスが高いのが魅力的!
「海外ドラマを見たい人」「有料作品による追加料金を取られたくない人」「見逃してしまったバラエティ番組を楽しみたい人」「近所のレンタル店に行くのが面倒な人」「VODにあまりお金をかけたくない人」「毎月かかるお金は定額の方がいい人」「とにかくたくさん映画やドラマを見る人」には、非常におススメ!
U-NEXT
「U-NEXT」は、他の「動画配信サービス(VOD)」に比べて圧倒的に多い、国内最大の映像作品数を誇り、最新作以外にも「別途レンタル課金」が発生する作品もあるものの、20万本以上ある映像コンテンツのうち約18万本が見放題で、さらにユーザーは毎月「動画レンタルや電子書籍購入などに利用できるポイント」がもらえるので、月に2~3本の最新映画が実質無料で視聴できます。
「月額料金」はかなり高めの設定ですが、「新作映画」や「ドラマの最新作」の配信が早く、「コンテンツの質と量」や「機能面」も申し分ない充実ぶりである上に、「80誌以上の雑誌」や「マンガ」などの「電子書籍」が「読み放題」になるなど、積極的に使いこなせれば、かなり「コスパ」を高くすることができて魅力的!
「ファミリーアカウント機能を使って家族で利用したい人」「原作漫画とアニメ作品をダブルで楽しみたい人」「動画を見るとき倍速再生をよく使う人」「洋画・邦画・TVドラマ・アニメ・漫画・雑誌・書籍を一つで完結させたい人」「毎月映像作品をたくさん見る人」「ラインナップの豊富なVODがいいと思う人」「高めの月額料金分をしっかり活用できる人」にはおススメです。
⇒コスパがよく、ラインナップも充実! 【Hulu】
Tsutaya TV
「Tsutaya TV」は、「TSUTAYA」のグループ会社が運営する「動画配信サービス(VOD)」であり、旧作だけならば定額で約1万タイトルが見放題ですし、毎月1100円分のポイントがもらえて、見放題のラインナップにはない個別課金の新作タイトルを2本分ほど視聴できるなど、ユーザーインターフェースの使いにくさは少々難ではあるものの、定額の「動画見放題プラン」はけっこうお得に利用できます。
見放題のラインナップが少し少なめなのを補ってくれるのが「TSUTAYA DISCAS」であり、宅配サービスで1ヶ月につき8枚まで「DVD」「CD」の全商品がレンタル可能になり、9枚目以降も「旧作DVD」と「CD全商品」が借り放題で楽しむことができるので、「DVD」「CD」の宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」と組み合わせたプランにすればとても便利で、連携させることで力を最大限に発揮するでしょう。
「動画配信されている作品だけでなく『DVD』などでも映像作品を楽しみたい人」「映画やドラマの主題歌や挿入歌を『CD』で聴きたい人」「旧作だけでなく『新作』『準新作』もいち早く視聴したい人」「動画配信もレンタルもフル活用する自信がある人」には、とてもおススメです!
music.jp
「music.jp」は「音楽配信」だけでなく、「動画配信」と「電子書籍」も一緒に楽しめるサービスで、「動画配信」の作品数は国内最大級の18万本以上と充実しており、満足いくラインナップです。
他のVODなどと違うのは、音楽と書籍は「購入」、動画は「レンタル」となり、月額料金を「ポイント」に変えて、デジタル作品を通常よりも安く「購入」「レンタル」することができるというところ。
月々もらえるポイントを全部使ってしまえばそれ以上は「課金」になり、「定額で見放題」などではないですが、「ポイント」は多めにもらえますし、「音楽作品」「映像作品」「電子書籍」を一緒に楽しめるのは、「映像作品とテーマソングや原作をリンクして楽しみたい人」には大きなメリットと言えるでしょう。