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あんずあんず

「九星気学」「方位学」って、「暦」の進行に合わせて方位を巡る神々の影響も受けらしいよ

ハルハル

「吉神」が巡っている方位は、「吉方位」の効果も倍増するんだって

すずすず

じゃあ、方位の「吉凶」に影響が大きいと言われる、「吉神」「凶神」などを見てみようか

 九星気学では、基本的には、占われる人の生年月日から導き出された「本命星」「月命星」によって算出された「各方位盤上の吉凶」の重なり具合によって、「吉方位」「凶方位」が確定していきます。

しかし、それらの吉凶の判断にプラスアルファして考えなくてはならない要素として、多数の「吉神・凶神」たちの存在があります。

各方位盤上で「吉」や「凶」であっても、その方位に「吉神」や「凶神」が回座すれば、意味ががらりと変わってしまうようなこともあるようです。

もともと、「九星気学」における吉凶の判断は、気学と同じく「暦」や「方位」とは関係の深い「陰陽道」による吉凶占いが源泉の1つともなっており、さらに源流をたどれば「中国の暦法」に行き着くとされています。

そのため、日本の古くからの「暦」における「吉神・凶神」の考え方が、そのまま「九星気学」の吉凶の判断に重大な影響を与えると考えるのは不自然ではないでしょう。

この記事では、「気学・方位学」をさらに詳しく知りたいという人のために、「九星気学」で占う際に考慮すべき「吉神」「凶神」「暦がもたらす吉凶」についてお話していきたいと思います。

この記事を読むことで、「九星気学」に関係のある「吉神」「凶神」「暦上の吉凶」と「その影響力」について理解することができ、「九星気学」で占う際には、より精密に吉凶の判断ができるようになるかもしれません。

この記事を読んでほしい人

占いや気学・方位学に興味がある人

自分から積極的に「吉」を得たいと思っている人

気学や方位学をさらに細かく使いこなしたい人

気学や方位学のことをあまり詳しく知らない人

気学や方位学における「吉神」「凶神」の考え方か知りたい人

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【開運】気学の方位の活用で最も注意すべき危険な七大凶方!

方位神(吉神・凶神)

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 方位神は九星術から生まれた神々のことで、その神の方位へ移動すると神々の働きや能力に応じた吉凶が発生すると言われています。

それぞれの神は決められた規則性を持って8つの方位を回座し、吉神のめぐっている方位を吉方位、凶神のめぐっている方位を凶方位とします。

「方位神による吉方位・凶方位」は、「九星がめぐることで本命星・月命星との関係性から生ずる吉凶」とは別に考えられています。

ただし、気学の流派や占い師によっては、方位神の影響を全く考えなかったり、ほとんど影響がないとする場合もあるようで、方位神の占い結果への影響度は「占う人による」と言ってもいいかもしれません。

方位神はたくさんいますが、なかでも最も大切であると言われているのが「天道」と「太歳」「歳徳神(恵方)」の3神です。

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天道

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 「天道」は吉神のひとつで、「最も力のある吉神」だと言われています。

例え凶方位でも、「天道」がめぐっていれば、凶方位がもたらす悪い影響をある程度抑えられると考えられているようです。

ただし、さすがの「天道」も「五黄殺」と「暗剣殺」の二大凶方と「破(は)」にはかないませんので、「五黄殺」「暗剣殺」「破(は)」だけは、その方位に「天道」がめぐっていても、行かないようにしましょう。

十二支が元になっており、決まった順番に各方位を回座します。

あらわれるのは「年盤」「月盤」「日盤」すべて、「年盤」「月盤」のみ、「月盤」「日盤」のみ、「月盤」のみなど、諸説あるようです。

いずれにせよ「気学・方位学」で吉凶を読み取る際には、「天道」が「月盤」に強く作用すると考えられているため、「月盤」の「天道」が最重要視されています。

「月盤」では「天道」が回座していれば、その方位は(「五黄殺」「暗剣殺」「破(は)」の大凶方位でなければ)吉方位と捉えることができ、「月盤の天道方位」と「日盤の吉方位」がそろえば「天道吉方」として、「通常の吉方位」と同じように移動ができるようです。

特に引越や旅行などは、「通常の吉方位」によるものよりも「天道吉方」によるものの方が開運に効果的であり、「効果倍増」とさえ言われています。

「気学・方位学」では「吉方位」は本当に少ないので、「天道」に注目して「天道吉方」を有効に活用するのが大切になってくるかもしれません。

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月盤に関わる代表的吉神

 「天道」は、あらゆる「凶」を「吉」に変える強い働きがある「吉神」ですが、「気学・方位学」で吉凶判断の補助としてよく取り上げられる「吉神」はまだまだあります。

代表的なものでは、「天徳」「天徳合」「月徳」「月徳合」「生気」などがありますが、どれも「天道」ほど強力な「吉神」ではないようです。

とは言ってもこれらの「吉神」は、すべての「凶」を「吉」に変えてしまう「天道」には及ばないものの、「吉方位」に「吉神」が存在すれば、その吉方位効果を増幅できるありがたい存在です。

「気学・方位学」ではただでさえ凶方位が多いので、これらの「吉神」を考慮に入れて「吉方位」へ移動することで、より効果的な開運ができそうです。

ちなみに、「吉神」を「吉凶判断」の考慮に入れる際には、「年盤」にあらわれるものと「月盤」にあらわれるものを注意しておけばいいようです。

「日盤」や「時盤」にも「吉神」はあらわれるようですが、ほとんど問題にされることはありません。

「年盤」「月盤」を回座している「吉神」をよく見ておき、「吉方位」が2つ以上存在する場合には、「吉神」が居座っている「吉方位」を優先するのがいいかもしれませんね。

「月盤」にあらわれる「吉神」の力の強弱は諸説ありますが、おおよそ次の通りです。

月盤の吉神の強弱

「天道」
>「天徳」
>「月徳」
>「天徳合」
>「月徳合」
>「生気」「月空」

【天道】

■禍を福に転ずる力を持っている

■あらゆる「凶」を「吉」に変える強い働きがある

■凶の象意が全部消えるというわけではなく、助けや救いがあるということ

■最高吉神であり、天の進む道から福徳の作用をうけることが出来る

■移転・改築・婚姻、旅行・出張などには「大吉」

■「天道吉方」は、通常の「吉方位」よりも効果倍増と言われる

■「年盤」では、「十干(じっかん)十二支」が元になり十二方位を移動

■「年盤」では、必ず対角の二方位に出現する

■「月盤」では「十二支」が元であり八方位を順に移動する

■月盤では「東」「西」「南」「北」にそれぞれ年2回出現

■「天徳」「月徳」などの他の「吉神」と重なれば「大大吉」

■あらわれるのは「年盤・月盤・日盤」「年盤・月盤」「月盤・日盤」「月盤のみ」など諸説ある

■「月盤」の天道が最も重要視される

【天徳】

■一切の凶殺をことごとく圧倒し「凶」を「吉」に変える働きを持つ

■最高吉神であり、万物を産み育てる天の徳がある吉祥慶福の神

■回座方位は、「十干(じっかん)十二支」が元になり十二方位を移動

■この方位に向かって何か事を行えば、福を招き開運するとされる「大吉方位」

■八方位で見る場合には、「月盤」では「天道」といつも同じ方位になる

■六大凶方位以外であれば、どの凶神と重なっても「吉」になる

■凶の象意が全部消えるというわけではなく、助けや救いがあるということ

■ちなみに「五黄殺」「暗剣殺」「歳破」「月破」「本命殺」「本命的殺」が六大凶方

■「年盤」「月盤」にあらわれる

【天徳合】

■「天徳」よりも一つ格下だが、「天徳」に準じる意味を持つ

■「月徳」と同質であるとも言われる

■「天道」と「天徳」の合神という意味

■回座方位は、「十干(じっかん)十二支」が元になり八つの方位を移動

■「年盤」「月盤」ともに3回に1回は「天徳合」がない時がある

■裏面から、思わぬ援助がある

■「天徳」の反対側の方位にあらわれる

■「年盤」「月盤」にあらわれる

【月徳】

■「凶」を「吉」に導く働きをする

■「天道」より一つ格下となる

■回座方位は、「十干(じっかん)十二支」が元になり四つの方位を移動

■「年盤」「月盤」ともに「壬」「庚」「丙」「甲」の方位を順にめぐる

■物事が順調に運び、第三者からの援助が得られる

■他の凶神を抑えて、福を招く方位とされる「吉方位」

■「悪を滅して福を集める」とも言われる

■「年盤」「月盤」にあらわれる

【月徳合】

■「月徳」より一つ格下だが、何事に用いても「吉」

■「天徳」と「月徳」の合神という意味

■回座方位は、「十干(じっかん)十二支」が元になり四つの方位を移動

■「年盤」では「丁」「乙」「辛」「丁」の方位を順にめぐる

■「月盤」では「丁」「乙」「辛」「己」の方位を順にめぐる

■裏面から思わぬ援助がある

■「月徳」の反対側の方位にあらわれる

■「年盤」「月盤」にあらわれる

【生気(生気方)】

■その方位にある九星に生き生きとした活気を与える作用

■万物を育成する「吉神」なので、何事にも「吉方位」

■「育つとよいもの」「増えるとよいもの」には特に「吉」

■「吉方位」の効果を増幅して、より鮮明にする働き

■無病息災や他力の援助を受けやすくなるなど、何かと追い風になる

■「吉」のパワーは「小吉」くらいと言われるが、「大吉」とする説もある

■九星気学で五行の相性を表す「生気」とは別もので、十二支に由来する「吉神」

■回座方位は「十二支」が元になっている

■「月盤」では「天道」の反対の方位にあらわれる

■「年盤」「月盤」にあらわれる

【人道】

■「天道」よりも格下だが、「天道」に準ずる意味を持つ

■回座方位は、「十干(じっかん)十二支」が元になり十二方位を移動

■必ず対角の二方位に出現する

■「年盤」にあらわれる

【月空】

■活力を得る為の知恵を与えてくれる「吉神」

■「吉」のパワーは「小吉」くらいと言われる

■「月盤」にあらわれる

【月建】

■その月の十二支が回座している方位

■「月破」の反対側になる

■「年盤」でいえば「太歳」と同じで、ちょっと特殊な「吉神」

■吉方位であれば吉作用をさらに強くし、凶方位であれば凶作用をさらに強くする働き

■「月盤」にあらわれる

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太歳

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 「太歳」はもともとは「吉神」なのですが、少し厄介な神です。

「太歳」は「木星(歳星/おおどし)」の精とされ、四季の万物の成育を司る「吉神」です。

「太歳」は年盤にあらわれて、その年の干支の方位に回座します。

その年の十二支の方位と同じ方位にいて、1年の間、その方位を「吉方位」としますが、これにはちょっと注意が必要です。

その方位が自分にとって「吉方位」なら、その「吉方位」のチカラを2~3倍に増幅してくれるようです。

ただし、その方位が「凶方位」なら、「吉方位」にはならずに、その「凶方位」のチカラを2~3倍増しにしてしまいます。

「吉」も「凶」も「倍返し」「3倍返し」というわけですね。

そのため、「太歳」の回座する方角は吉凶を注意してみないと危ないようで、三振かホームランかというような極端な吉凶になるようです。

特に「五黄殺」「暗剣殺」「歳破」などと重なっている年は、その方向へは絶対に行かないようにした方がよさそうです。

木の精なので、「太歳」が回座する方向へ向かって「樹木を伐採」したり、「草木を刈り取る」ことは「凶」とされています。

「訴訟事」や「談判」「取り壊し」など破壊的な行為も「大凶」となります。

一方で、「結婚」や「家を建てる」こと、「開店」や「取引の始め」「雇用」「祝い事」など「建設的な行為」は「吉」です。

「植え付け」などは「大吉」。

何かを「芽吹かせる」「結ぶ」「育成する」というイメージのものは「吉」で、「破壊する」「争う」「削除する」というイメージのものは「凶」ということですね。

なお、「太歳」の反対側の方位は「歳破」になり、「大凶方位」です。

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歳徳神(恵方)

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 「歳徳神」はその年の福徳金運をつかさどる神であり、「年徳」「お正月様」「としとくさま」などとも呼ばれています。

「歳神」「年神」とも呼ばれ、神道の「大歳神(おおとしがみ)」と同一神とされています。

「歳徳神」を、牛頭天王の妃の「頗梨采女(はりさいじょ)」や須佐之男尊の妃の「櫛稲田姫」と同一とする説もあるようです。

ちなみに、この「歳神」さまは、稲荷神で有名な「宇迦之御魂神」とは兄弟にあたる神さまであり、お正月に門松を立てたり、鏡餅やしめ縄を用意して家の中に迎え入れる神なのはよく知られていますね。

「歳徳神」の回座する方位を「恵方」や「あき方」「明きの方」と言います。

もともとは「歳徳神が来臨する方角」のことでしたが、のちに「その年に歳徳神がいる方位」という意味合いに変わっていきました。

「恵方」の方位に向かって事を起こせば何事も「成就」し、万事に「吉」とされています。

特に、「自分の本命星が回座する方位」と「歳徳神がいる方位」が重なって同じ方位になれば、その1年は「大吉」だそうですよ。

ただし、「金神」「歳破」などの凶神が同じ方位にいるときは「吉」にはならず、「凶」に変化するようですので、その点は注意したほうがいいかもしれません。

また、「歳徳神」がいる吉方位の神社仏閣へ初詣(恵方参り)をすれば、その1年は安泰であるとされています。

昔は「初詣」には、ちゃんと自分の家から見て「恵方」の方位にお参り(恵方詣り)したということですが、最近ではそんなルールはあまり聞かないので、すたれてしまったのかもしれません。

節分の行事として「恵方」を向いて「太巻きずし(恵方巻き)」を食べますが、一口で丸かじりしないといけないそうです。

この習慣は関西を中心としたものらしいですが、福徳金運を授かるのもなかなかタイヘンですよね。

年盤に関わる代表的吉神

 「気学・方位学」で「吉凶」を読み解く際に最も考慮されているのは、「月盤」に出てくる「吉神」たちですが、「年盤」などにも「吉神」は出てきます。

その中で最もメジャーなのは、「太歳」や「歳徳(恵方)」だと思いますが、実はほかにもたくさんいて、その年のその方位に「吉運」を加えてくれます。

あまり多くの要素を考え過ぎると訳が分からなくなりますが、「吉凶」の判断に適度に「吉神」の意味を加えることで、「気学・方位学」をより豊かに使いこなすことができるかもしれません。

「年盤に関わる吉神」を加えて判断するポイントとしては、まずその年に「太歳」「歳徳(恵方)」「歳祿」の三大吉神が回座している方位を押さえておくことでしょう。

それと、それらの方位が「年盤」「月盤」で「凶方位」と重なっていないかどうかは、確認しておくとよさそうです。

一般的な「九星気学」ではそれほどでもないですが、他の「方位学」では「吉神」の意味を重要視するものもあるようです。

ここでは、そうした中から主に「年盤に関わる代表的な吉神」たちのことを、少し整理してみましょう。

【太歳】

■「太歳」は、簡単に言えば、その年の十二支が回座している方位のこと

■八将軍の一つで歳星(木星)の精とも言われ、万物を生成する神

■その年の十二支の方位と同じ方位にいて、1年間その方位を吉方とする

■万物を生成することは「吉」とされ、移転・建築・建て替え・改築・造作・雇用・婚姻・旅行なども「吉」

■この方向へ向かって樹木を伐採することや、草木を刈り取ることは「凶」

■何かの訴訟事や談判などの掛け合い事や、取り壊しなど破壊的な行為も「大凶」

■結婚や家を建てること、開店や取引の始め・雇用・祝い事など建設的な行為は「吉」

■木の精なので、樹木の植え付けや物を殖やしたりすることなどは「大吉」

■「年盤」にあらわれる

■ちなみに、その月の十二支の方位は「月建」、その日の十二支の方位は「日辰」

■いずれも、同じ方位に重なった「吉凶両方」を増幅させる働きを持つ

【太歳合】

■「太歳」と対になり、合する関係の「吉神」

■「太歳」の逆回りに回座する

■回座方位は「十二支」に基づいている

■「年盤」にあらわれる

【歳徳(恵方)】

■その年の福徳を司る「吉神」

■「年徳」「歳神」「お正月さま」「としとくさま」などと呼ばれることもある

■「歳徳」がいる吉方位は「恵方」「あき方」「明きの方」と言う

■「恵方」の神社仏閣へ初詣(恵方参り)をすれば、その1年は安泰であるとされる

■万人にとって移転・建築・増改築・祝い事・旅行・新規事業など、全てに「大吉」

■何事も、この方位に向かって行えば成就する

■その人の本命星が回座する方位に重なると、さらに「大大吉」

■「五黄殺」「暗剣殺」「本命殺」「本命的殺」「歳破」「金神」などの「凶神」と重なっている場合は「凶」に変化する

■「月盤」の同一方位が「凶神」と重なる場合も、「凶」となる

■回座方位は、その年の「十干(じっかん)」により4つの方位を順に巡る

■「年盤」にあらわれる

【歳徳合】

■「歳徳」を「陽」、「歳徳合」を「陰」とし、「歳徳」と並ぶ吉神とされる

■「歳徳」を追補する神である

■回座方位は「十干(じっかん)」に基づいている

■主に内輪のこと、家内に関することなどの内部的なことに「吉」

■「年盤」にあらわれる

【歳祿】

■「さいろく」「さいろくじん(歳祿神)」と呼ばれる

■その年一年間の吉祥・福徳を司る「吉神」

■元々は、その1年間(その年の十二支)に吉福を与える神

■回座する方位はすべてを成就させ、大成功を納める吉祥方位となる

■「歳徳」「太歳」と並ぶ三大吉神の1つ

■回座方位はその年の「十干(じっかん)」に従う「十二支」の方位

■この方位での動土・縁談・商い・建て替え・増改築・開店・相談事は「大吉」

■凶となる行為はなく、何事もすべて成就成功する

■「年盤」にあらわれる

【歳枝徳】

■「さいしとく」と読む

■禍を救い、弱きを助ける「福徳の神」

■回座方位は「十二支」に基づいている

■「太歳」の5年先を回座する

■「年盤」にあらわれる

【福徳】

■移転・改築・造作・旅行・出張・商談・動土などについて守護を司る「吉神」

■回座方位は「十二支」に基づいている

■「年盤」にあらわれる

【龍徳】

■移転・改築・造作・商談・交渉事・不動産などの売買などを助ける「吉神」

■回座方位は「十二支」に基づいている

■「年盤」にあらわれる

【歳馬(天馬)】

■道路、交通関係を司る「吉神」

■移転・改築・旅行・移動・動土などに「吉」

■回座方位は「北東」「南東」「南西」「北西」を順に回る

■十二方位にすると、「寅」「亥」「申」「巳」の各方位

■「年盤」にあらわれる

【太陽】

■制化力旺盛な「吉神」とされる

■よく「凶神」を制化し、「凶神」の作用を小さくする

■特に、移転・改築・造作・動土・婚姻・旅行・出張などに「吉」

■回座方位は「十二支」に基づいている

■「年盤」にあらわれる

【奏書】

■「太歳」の秘書役のような役割の「吉神」

■「太歳」のすぐ後ろを従うように動く

■3年間にわたり同じ方位を支配する

■何か善い事を行うには「吉」で、修理・造営・旅行・婚姻などにも「吉」

■動土については「凶」

■回座方位は「北東」「南東」「南西」「北西」を順に回る

■「年盤」にあらわれる

【博士】

■「太歳」に従う学問の「吉神」

■「奏書」に対して逆方位に回座する

■3年間にわたり同じ方位を支配する

■動土以外は、全ての事柄に対して「吉」

■回座方位は「北東」「南東」「南西」「北西」を順に回る

■「年盤」にあらわれる

【太陰】

■「たいいん」「だいおん」などと呼ばれ、「太おん」「大陰」「大陰神」「太陰」なとも表記される

■土星(鎮星)の精であり、八将神の中の唯一の女神

■「太歳」の妃で、「太歳」のあとを3年遅れて回座する

■回座方位は「十二支」に基づいている

■その年の陰事を司るとされている神で、「凶神」にも分類される

■学問・研究・芸術に関しては「大吉」

■ただし、結婚、出産等、女性に関する事柄は一切が「凶」

■女神なので女性に関すること、嫁取り・愛人を作ること・出産に行くことなどは控えた方がよいとされるが、それ以外のことについては「吉」

■女性に関することについては「吉」とする説もある

■学問・芸術に関して「大吉」なのは、「弁天信仰」の影響からのようである

■「年盤」にあらわれる

さまざまな凶神について

 「吉方位」に「吉運」を追加や増幅してくれたり、「凶方位」の「凶運」を「吉」に変えたり、「凶」を減らしてくれたりする「吉神」はありがたいものです。

しかしその一方で、逆の働きをする「凶神」もたくさんあります。

つまり、「凶神」がある方位に存在することで、「凶運」が追加や増幅されてしまったり、せっかくの「吉運」が「凶」に変わってしまったり、「吉」が減ってしまったりするというもの。

「気学・方位学」では、元々「七大凶方」などの「方殺」と呼ばれるものや、星の相性による「相克」などにより、「吉方位」よりも「凶方位」の方が多いです。

そのため、さらに「凶神」まで考慮に入れてしまうと、八方位すべてがふさがってしまい、移動できる方向が無くなってしまうようなことにもなりかねません。

そんなこともあってか、とくに「九星気学」においては、「吉凶判断」の参考にすることはあっても、それ程には「吉凶」に影響を与えることはないようです。

「吉神」同様に「凶神」を考える場合、どうしても「吉凶」に加えたいのであれば、「金神」と「大将軍」だけ押さえておけばいいのではないかと思います。

ただし、「吉神」にせよ「凶神」にせよ、そのほとんどが日本の「気学・方位学」の元となった「陰陽道」に由来していますので、一応のことを知っておくのは大切かもしれません

【金神】

■「こんじん」と読む

■「金神」がいる方位は、大凶方位となる

■原則的に「歳徳」の正反対の方位に、「金神」が回座する

■金の性で、戦争・早魃・疫病など殺戮を司る

■昔は、「鬼門」以上に忌み嫌われた

■暦によっては「金神」は3種類ある

■「地金神(じこんじん)」「庚金神(かのえこんじん)」「辛金神(かのとこんじん)」または「太金神(だいこんじん)」「姫金神(ひめこんじん)」「巡金神(めぐりこんじん)」

■3つに別れた理由ははっきりしないが、いずれも「大凶方位」

■動土・造作・修理・改築・伐木・移転・旅行・結婚などは厳禁

■用いてしまうと人命に関わる災難に遭うと言われ、「鬼門」以上に恐れられてきた

■「金神七殺」(こんじんしちさつ)と呼ばれ、家族七人に死や害が及び、家族の数で足りない時は近隣にまで害を及ぼすという強烈な凶意を受ける

■やむを得ず「金神」の方角へ行くときは、「天道」「天徳」「月徳」が運行する月を選ぶ

■暦の上では「十干十二支」を元にした一定期間の「遊行方位」と「季節特有の遊行日」があり、その日は原則的位置から移動し、遊行先の方位が「凶方位」

■さらに、「間日(まび)」という、「金神」の方位を犯しても問題ないとされる日がある

■「金神」がいてもその方角に九星の吉星である「一白」「六白」「八白」「九紫」が来ていれば大丈夫と言われる

■「天道」「天徳」「月徳」などの力の強い「吉神」と同座する場合も大丈夫とされる

■例え「吉神」がいても「歳破」「月破」「暗剣殺」「五黄殺」がいたら「大凶」

■どうしても「金神」の方位を使う場合は「方違え」をするか「遊行日」を利用する

■「年盤」にあらわれる

【3つの金神】

■【巡金神】
最も強い金神であり、あらゆることが「凶」になり、特に動土・造作・普請・修繕・移転・旅行などは「大凶」

■【大金神】
「巡金神」に次ぐ力を持つ「凶神」で、「巡金神」のような遊行や間日は設定されず、「姫金神」の対角の方位に回座する

■【姫金神】
3つの「金神」の中では最も作用が弱い「金神」で、「巡金神」のような遊行や間日は設定されず、「大金神」の対角の方位に回座する

【金神の遊行方位】

季節の移り変わりにかかわりなく、暦の上で「金神」が遊行する方位は以下の通りで、これらの方位以外は問題なく何事も出来るとされる

■甲寅の日から5日間「南」

■丙寅の日から5日間「西」

■戊寅の日から5日間「中央」

■庚寅の日から5日間「北」

■壬寅の日から5日間「東」

【季節の遊行方位】

四季ごとに特有の、「金神」が遊行する方位は以下の通りで、これらの方位以外は問題なく何事も出来るとされている

■春(立春から立夏の前日まで)は、乙卯の日から5日間「東」

■夏(立夏から立秋の前日まで)は、丙午の日から5日間「南」

■秋(立秋から立冬の前日まで)は、辛酉の日から5日間「西」

■冬(立冬から立春の前日まで)は、壬子の日から5日間「北」

【間日(まび)】

「金神」が居座っている凶方位であっても、「間日」と言われる特定の日は「金神」の凶作用の影響がないと言われており、この日は「金神」の方位を犯しても差し支えない

■春は「丑」の日

■夏は「申」の日

■秋は「未」の日

■冬は「酉」の日

【大将軍】

■「だいしょうぐん」と読み、「魔王天王」「方伯神」ともいわれる

■「大将軍」は、元々は神々の軍事を司る長で、「太白(金星)」に関係する神

■「金神」同様の荒々しい神で、万物を殺伐する「凶神」

■「八将軍」の中では、最も恐れられている

■特に、建て替え・増改築・造作・移転・動土・伐木などは「凶」

■婚姻・旅行にも「凶」で、警戒が必要な方位とされる

■「三年塞がり」といわれ、3年間同じ方位に留まる

■強烈な凶災に見舞われ、病難やケガ・障害などが起こる

■厄災を受けると、3年のうちに死ぬとも言われている

■3年も同じ方位を塞がれると不便なため、「大将軍」も「金神」同様に「遊行日」がある

■どうしても「大将軍」の方位を使う場合は「方違え」をするか「遊行日」を利用する

■「年盤」にあらわれる

【大将軍の遊行方位】

「遊行日」になると、その年の元々の方位から「大将軍」が移動し、「遊行方位」が「凶方位」になるため、その期間だけはこれらの方位以外は問題ないとされている

■春(立春から立夏の前日まで)は、「甲子~戊辰」の5日間「東」

■夏(立夏から立秋の前日まで)は、「丙子~庚辰」の5日間「南」

■秋(立秋から立冬の前日まで)は、「庚子~甲辰」の5日間「西」

■冬(立冬から立春の前日まで)は、「壬子~丙辰」 の5日間「北」

■土用期間(春夏秋冬に関わらず)は、「戌子~壬辰」の5日間「中央」

【八将軍】

■「八将神」「八大方位神」ともいい、陰陽道においてその年の方位の吉凶をつかさどる八つの神のこと

■「太歳」「大将軍」「太陰」「歳刑」「歳破」「歳殺」「黄幡」「豹尾」の8神の総称

■基準となるのは「太歳」で、常にその年の十二支の方位に位置する

■「太歳」の位置に対応して、他の七神はその年に回座する方位が定まる

■スサノオの八柱の御子神「八王子」が、「八将軍」に比定されている

■各地の「八王子神社」などや、京都の「大将軍八神社」「八大神社」などに祀られている

【歳刑】

■「さいけい」または「さいぎょう」とも読む

■辰星(水星)の精であり、刑罰を司る「八将軍」のうちの1神である

■田植えをしたり、種まきや木を植える行為は「凶」

■事業・移転・伐木・動土も「凶」

■「武道を修める」「破壊的事業を営む」「武器を手元に置く」のはこの神に喜ばれ「吉」

■例えば、刃物などの製造・購入や訴訟・争いごとなどは「吉」となる

■「年盤」にあらわれる

【歳破】

■「さいは」と読む

■その年の「十二支」の反対側の真向かいの方位に回座する

■陰陽道における8つの方位神「八将軍」の1神である

■「歳破」は、「大陰」と同じ「土星(鎮星)」の精とされ、同じ八将神の一人である「太歳」が回座する方角の反対側の方角にある

■九星気学における「方殺」としての「歳破」とは別

■「八将軍」で「凶神」の「歳破」と「方殺」の「歳破」は別ではあるが、回座する方位は同じである

■「凶神」の「歳破」と「方殺」の「歳破」を同一とする見解もある

■土の性格を有しており、この神が在位する方角に向かって動土(土地の造成や庭造りなど土を動かすこと)や建築・造作・移転・婚姻・旅行(特に船舶による旅行)などは「凶」

■死亡と盗賊を司る「凶神」であり、「歳破」がいる方位を犯すと、その家の主を殺し、或いは盗難に遭うと言われ、死亡事故や盗難などの厄災に見舞われるとされる

■家や会社を代表するものに害が及ぶとされる

■ペットや家畜を買ったり、もらい受けたりことも「凶」

■「凶」に軽重があり、その年の「十二支」が「寅」「巳」「申」「亥」の時は害がないため、この四年間は「歳破」を気にしなくてよいと言われる

【歳殺】

■「さいさつ」と読む

■太白星(金曜星)の精で、最も毒害のある方位であるとされる

■殺気を司り、万物を滅する「凶神」

■五行の土に属する、丑・未・辰・戌の4方位のみを順に回る

■「歳刑」と同様、武器を格納することは「吉」

■移転・旅行・婚姻・出産・建築・金談には「凶」

■特に、婚礼などはよくないと言われ、この方位から嫁を取ってはいけないとされている

■結婚だけでなく、あらゆることに「凶」となり、注意が必要

■この方位を犯せば「子孫六畜を傷つく」とされる

■「大将軍」よりは軽い「凶神」なので、少しのことであれば構わないとも言われる

■「年盤」にあらわれる

【黄幡】

■「おうばん」と読む

■羅候星(らごうせい)の精で「太歳神の墓」「万物の墓」と言われる

■兵乱の神で、摩利支天の化身であるともされており、土を司る「凶神」

■門を立てたり、土を動かすこと(建築・移転・修理など)財産に関することは「凶」

■弓を射たり、陣幕を張るなど、武芸に関することは「吉」

■「辰」「丑」「戌」「未」の4方位にしか回座しない

■「年盤」にあらわれる

【豹尾】

■「ひょうび」と読む

■計都星(けいとせい)の精で、「黄幡」の反対側の対角位置に回座する

■万事において、不浄を嫌う神

■特に「排泄」や「畜類」を嫌う

■家畜やペットなどを買ってきたり貰ってきたりするのは「凶」

■この方位に向かって排泄行為をすることは「凶」

■出産・結婚も「凶」とされる

■「年盤」にあらわれる

【都天殺】

■「とてんさつ」と読む

■「都天殺」がいる方位は、「五黄殺」に匹敵する、またはそれに次ぐ「大凶方位」

■何事にも「凶」で、犯せば災害をこうむる

■「年盤」にあらわれる

【白虎】

■「びゃっこ」と読む

■「姫金神」と同格とされる「大凶神」

■「西」を表す「白虎」とは別もの

■血の神であり、婦人の産事を司る

■動土・普請・増改築・建て替えなどは「凶」

■「年盤」にあらわれる

【死符】

■「しふ」と読む

■「歳破」が廻った後の土地には災いの気が残るという考え方から生まれた

■前年の「歳破」の方位に位置する「凶神」

■「凶神」の影響が次の年にも残る「残像」や「余韻」のようなもの

■動土に関すること、特に、墓を建てたり家を建てることや、井戸を掘ることは「凶」

■改築・移転・リフォームなども「凶」

■「年盤」にあらわれる

【病符】

■「びょうふ」と読む

■「死符」と同様の考えから生まれた「凶神」

■「死符」と同じように、前年の「太歳」の位置した方位に回座する

■何か新規のことに用いると「凶」

■新規に事を始めると、病気災害に見舞われると言われる

■動土にも「凶」

■「年盤」にあらわれる

【災殺】

■「さいさつ」と読む

■「歳殺」に次ぐ「凶神」

■「歳殺」「災殺」「劫殺」の三つを「三殺」と呼ばれ、同格の「凶神」とも言われる

■特に、建て替え・増改築・修理・造作・移転・動土などに「凶」

■盗難・病難・殺難があり、強盗・殺傷などの災いを受けるとされる

■「年盤」にあらわれる

【劫殺】

■「ごうさつ」と読む

■「災殺」と同格の「凶神」

■「歳殺」「災殺」「劫殺」の三つを「三殺」と呼ばれ、同格の「凶神」とも言われる

■建て替え・増改築・修理・造作・移転・動土などに「凶」

■盗難・病難・殺難があり、強盗・殺傷などの災いを受けるとされる

■「年盤」にあらわれる

【蚕室】

■「さんしつ」と読む

■「大将軍」の后とされ、影響は「大将軍」に準ずる

■養蚕を司り、桑の葉の収穫、動土には「凶」

■「年盤」にあらわれる

【力士】

■「りきし」と読む

■「太歳」に仕える武官と言われている

■「蚕室」の対角の方位に回座する

■病災などを招く

■「年盤」にあらわれる

【飛廉】

■「ひれん」と読む

■「大殺」の異名を持つ、物事の妨げをなす「陰神」

■建築・転居・嫁取りに「凶」

■訴訟ごとを招く「凶方位」ともされている

■「年盤」にあらわれる

【天一神】

■「てんいちじん」または「てんいつじん」と読む

■「中神(なかがみ)」「天一(てんいち)」「天乙(てんおつ)」「貴人(きじん)」とも呼ばれる

■陰陽道における12神将(12天将)の主将

■44日間は天上から降りて、下界で八方位を規則的に巡る

■「天一神」の回座する方角を「方塞がりの方角」「塞(ふたがり)」という

■「天一神」の方角を犯すと祟りがあるとされている

■どうしても「天一神」の方位を使う場合は「方違え」をする

■その方角に向って何か事を起こしたり、その方角に真っ直に進んだりすることを避けることを「方忌み」「方違え」という

■特に平安時代に強く信じられ、当時の「方違え」のほとんどは「天一神」を避けたもの

■暦に「天一天上」と記された日から16日間は天に上り、「方塞がりの方角」がなくなる

■「天一天上」の期間は「天一神」の代わりに「日遊神」が家の中に降りてくる

■その年の最初の「天一天上」の1日目を「天一太郎」と呼び、「上吉日」とされる

■「日盤」にあらわれる

【日遊神】

■「にちゆうしん」と読む

■「天一神」がいなくなる天一天上の期間に地上に降りて家の中に留まると言われる

■万事において、不浄を嫌う

■この神のいる期間は、家の中・便所・台所を綺麗にしておかないと祟りがあるとされる

■方位盤で特定の方位を凶にする「凶神」ではない

【太白神】

■「たいはくしん」と読む

■兵事や凶事と司る、金星の神

■この方角に向かっての一切の行動は「凶」となる

■どうしても「太白神」の方位を使う場合は「方違え」をする

■毎日移動するので、「一日廻り(ひとひめぐり)」「一夜廻り(ひとよめぐり)」とも言う

■「日盤」にあらわれる

【王相神】

■「おうそうじん」「おうしょうじん」と読む

■陰陽道で祀る「王神」と「相神」2神の総称

■「王神」も「相神」も1か月半(45日間)同じ方角に留まる

■続けて来るので、3か月の間、ひとつの方角が塞がることになる

■「立春」「春分」「立夏」「夏至」「立秋」「秋分」「立冬」「冬至」で方位を移動

■「王神」は「東」「南東」「南」「南西」「西」「北西」「北」「北東」の順に動く

■「相神」は「北東」「東」「南東」「南」「南西」「西」「北西」「北」の順に動く

■「王相神」の方向は、「月塞がり(つきふさがり)」と呼ばれており、移転・建築などの「凶方位」

■どうしても「王相神」の方位を使う場合は「方違え」をする

八方位の守護神

 「東」「西」「南」「北」のことを「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」と言うのを聞いたことがある人もいると思います。

「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」のことを総称して「四神」と呼び、「四象」「四獣」「天之四霊」とも言います。

また、「北東」「南西」のことを「鬼門」「裏鬼門」と言ったり、「北西」「南東」のことを「天門」「風門」と表現することに聞き覚えがある人もいるでしょう。

これらは、各方位を守護する守護神の名前であり、その方位自体をあらわす言葉にもなっています。

これらの「方位神」は、各方位を巡り、回座した方位に特定の意味を付与する「吉神」「凶神」とは違い、守護する方位から動かず、特定の方位を象徴しています。

そのため、原則的には「吉神」「凶神」の、どちらでもありません。

「気学・方位学」は「移動により吉凶を生ずる」ものなので、基本的には関係ない知識が多いと言えそうです。

しかし、「気学・方位学」を「風水」や「パワースポット」「神社仏閣めぐり」などと連動させる際には、知っておくといい知識があるでしょう。

いずれにせよ、八方位を守護する「方位神」とその意味合いについて一通り知っておくことはムダではなく、意外に役立つかもしれません。

【玄武】

■「北」「子(ね)の方位」を守護する

■中国の伝説上の神獣で、「水神」である

■「太陰神」と同神とも言われている

■「玄天上帝」「上帝翁」「上帝公」などとも呼ばれる

■脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で表現されることが多いが(「尾が蛇となっている亀」の場合もある)、「玄天上帝」として描かれる時は「黒服の男性」に表現される

■古代中国において、亀は「長寿と不死」の象徴、蛇は「生殖と繁殖」の象徴で、「玄武」の亀と蛇が合体したような姿が、「陰陽」が合わさる様子に例えられた

■その霊力で災厄を寄せつけず、長寿・招福・繁栄に導くという任養の徳を司る神とされ、四神のうち最古であり、最強と言われている

■「玄武」は、冥界と現世を往来して、冥界にて神託を受け、現世にその答えを持ち帰ることが出来ると信じられていた

■「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」の「四神」(東西南北)に、「麒麟」または「黄龍」(中央)を加えて「五神」とも言われている

■日本式の「四神相応」では「高くそびえる山」「最も高い丘陵地」を意味する

■中国式の「四神相応」では、「龍が降りてくる山」「天に近い山」のことを意味し、「中央」あるいは「龍穴」に向けて「龍脈」が伸びている

■季節では「冬」をあらわし、色では「黒」「玄」を表象する

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることがある

■仏教では「北」は帝釈天に従う四天王の一人「多聞天(毘沙門天)」が守護する

■仏教の十二天のうちの八方天として、「北」は「多聞天(毘沙門天)」が護る

【青龍】

■「東」「卯(う)の方位」を守護する

■「蒼竜(そうりゅう)」とも言う

■中国の伝説上の神獣で、姿は鹿の角、馬の首、蛇の尾、魚の鱗をもつ、長い舌を出した竜の形として表現される

■運気を好転させて開運を導き、金運と富、出世や成功、勝利を呼び込み、災いを振り払って守護し、幸運をもたらすと言われている

■「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」の「四神」(東西南北)に、「麒麟」または「黄龍」(中央)を加えて「五神」とも言われている

■日本式の「四神相応」では「清き流れ」「流水」を意味する

■中国式の「四神相応」では、「西」の山よりも低い「砂(さ)」「左砂(ささ)」と呼ばれる「丘陵地」または「山岳地」のことを意味し、「中央」の「龍穴」を囲むように守る

■「砂(さ)」がない場合は、松のような常緑樹を「抱護(ほうご)の松」として植える

■季節では「春」をあらわし、色では「青」「碧」を表象する

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることがある

■仏教では「東」は帝釈天に従う四天王の一人「持国天」が守護する

■仏教の十二天のうちの八方天として、「東」は「帝釈天」が護る

【朱雀】

■「南」「午(うま)の方位」を守護する

■中国の伝説上の神獣(神鳥)で、翼を広げた「鳳凰」のような鳥形で表現される

■「鳳凰」と似ており、混同されることもあるが、別の霊獣

■悪霊を追い払い、幸運・幸福と家運繁栄をもたらすほか、名誉挽回、起死回生、再起や、信頼回復にも力を発揮し、社交や人気を授けてくれるとされる

■「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」の「四神」(東西南北)に、「麒麟」または「黄龍」(中央)を加えて「五神」とも言われている

■日本式の「四神相応」では「広く開けた湖沼や海」「くぼ地」「平野」を意味する

■中国式の「四神相応」では、「海・湖沼・河川などの水(すい)」のことを意味する

■中国では、どんなに優れた地形でも、「水(すい)」がなければ集められた力を十分に活かす事はできないと考えられていた

■水には気を鎮め、エネルギーを受けとめる作用があるとされ、北の山から集まってきた「龍の気」を南の「水(すい)」が受けとめて蓄え、逃がさないようにした

■中国式では、南側を守る「砂(さ)」であり「案山」「朝山」と言われる、「龍穴」を守る小さな山がある場合がある

■位置関係は「北」から「祖山」「宗山」「穴(けつ)」「明堂」「水(すい)」「案山」「朝山」

■平安京の四神相応とされた「巨椋池」は、現在では干されてしまっており存在しない

■季節では「夏」をあらわし、色では「赤」「朱」を表象する

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることがある

■仏教では「南」は帝釈天に従う四天王の一人「増長天」が守護する

■仏教の十二天のうちの八方天として、「南」は「焔摩天(えんまてん)」が護る

【白虎】

■「西」「酉(とり)の方位」を守護する

■中国の伝説上の神獣で、細長い体をした白い虎の形で表現される

■実在する動物の「ホワイトタイガー」とは違う

■戦神で、殺伐の神でもあり、邪を寄せ付けず、災いを払い、悪を懲らしめ善を高揚し、財を呼び込み富を成し、良縁を結ぶなど多種多様な神力を持つと言われている

■「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」の「四神」(東西南北)に、「麒麟」または「黄龍」(中央)を加えて「五神」とも言われている

■日本式の「四神相応」では「大きな道」「大道」を意味する

■中国式の「四神相応」では、「北」の山よりも低い「砂(さ)」「右砂(うさ)」と呼ばれる「丘陵地」または「山岳地」のことを意味し、「中央」の「龍穴」を囲むように守る

■「砂(さ)」がない場合は、松のような常緑樹を「抱護(ほうご)の松」として植える

■季節では「秋」をあらわし、色では「白」を表象する

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることがある

■仏教では「西」は帝釈天に従う四天王の一人「広目天」が守護する

■仏教の十二天のうちの八方天として、「西」は「水天(すいてん)」が護る

【麒麟/黄龍】

■「中央」「中宮」を守護する

■「玄武」「青龍」「朱雀」「白虎」の四神(東西南北)に、「麒麟」または「黄龍」(中央)を加えて「五神」とも言われている

■日本式の「四神相応」では「龍穴」「気のたまる場所」「風水上の良地」を意味する

■日本式の「四神相応」では、「丘陵」「流水」「大道」「湖沼池」によって「龍穴」を囲む「山川道澤」の地が風水上の理想とされる「四神相応の地」である

■「山川道澤」の論拠となっているのは、平安時代末期に記された庭園書「作庭記」

■平城京遷都の詔に「四禽図に叶ひ」と記され「四神相応」とされており、直後に「三山鎮を作し」と記載されていることから、日本も中国式と同じという説もある

■中国式の「四神相応」では「龍の棲む穴(龍穴)」「天から降りてきた気のたまる場所」「天地の気を十分に受けられる場所」「繁栄する土地」を意味する

■中国式の「四神相応」では、「龍(りゅう)」「砂(さ)」「水(すい)」によって「穴(けつ)」を囲んで守る「背山臨水」「三閉南開」の地が理想とされる

■「玄武」の「祖山(来龍)」に降りてきた龍の気が「龍脈」を通り、「宗山」「星峰」を経由して「明堂(みょうどう)」「龍穴」「穴(けつ)」に集められ蓄えられるとされた

■季節では「土用」をあらわし、色では「黄」を表象する

■日本では「四神相応」の地として「京都(平安京)」「東京(江戸)」が有名

■平安京の「四神相応」は一般的には日本式に見て、蒼龍が「賀茂川」朱雀は「巨掠池」白虎は「山陽道(または山陰道)」、玄武は「舟岡山」とされている

■平安京の「四神相応」を中国式に見て、北の「丹波高地」を玄武、東の「大文字山」を青龍砂、西の「嵐山」を白虎砂、南にあった「巨椋池」を朱雀とする説もある

■「京都五社めぐり」では、「東の蒼龍(八坂神社)」「南の朱雀(城南宮)」「西の白虎(松尾大社)」「北の玄武(上賀茂神社)」「中央の平安神宮」を順に巡る

【鬼門】

■「表鬼門」「男鬼門」という呼び名もある

■「北東」「艮(丑寅/うしとら)」の方位をあらわす「陰陽道」での名称

■十二支では「丑(北北東)」と「寅(東北東)」の支配方位

■不吉な方角とされ、すべてのことに「凶」

■特に、この方向に向けての引っ越し・造作は「大凶」

■家相では、門戸・土蔵・水舎・便所・湯殿を置くことは「大凶」

■古来日本では、「鬼門」は鬼が出入りする方角であり、万事に忌むべき方位としている

■「鬼門」「裏鬼門」は鬼の出入り口なので、霊界とも繋がりやすく、家相が悪いと霊障による災いも起こりやすいとされる

■「鬼門」「裏鬼門」は「陰」「陽」の切り替わる場所で、気が乱れやすい方位とされ、「悪気や邪気」が溜まりやすくなるとも言われる

■風水、特に家相においては、異常ともいえるほど「鬼門」「裏鬼門」を恐れる傾向がある

■古代中国の風水では特定の方位について固定した吉凶をとる考えはなく、「鬼門」「裏鬼門」を忌むのは日本独自の考え方

■平安時代中期頃から、病気や天災など、悪いことすべては神の祟りが起こすものと考えられ、祟りを起こす神の存在を鬼に例えて恐れたことが大きな理由とされる

■平安京・江戸などの都市、江戸城・大阪城などの城郭、御所・聚楽第などの重要建造物などには、「鬼門除け」「鬼門封じ」と呼ばれる、この方位を守護する神社仏閣が置かれることが多かった

■十二支で鬼門(丑寅)とは反対の方角が「未申」であることから、「猿の像」を家や敷地の「北東」に「鬼門除け」として祀ることも多い

■陰陽道では「北東」は「陰」とされており、反対の方角の「陽」である「申(さる)」を当てるという考え方から

■家相では、京都御所の築地塀が「鬼門」の方位の隅(猿が辻)を、角を取って凹ませてつくられていることから、家や敷地の北東角を「凹ませる」ことで「鬼門除け」できると考えられた

■「鬼門」「裏鬼門」の方向に、敷地や建物の「凹み」「欠け」や「張り出し」があるのは「大凶」であるとも言われる

■敷地の北東部分に、魔よけの意味をもつ「ヒイラギ」「ナンテン」「オモト」などを植えたりすることも「鬼門除け」の手法とされる

■家相上では、「鬼門」や「裏鬼門」は、水回り・トイレや玄関を作るのを避ける

■「鬼門除け」など「鬼門」「裏鬼門」に関わる言い伝えなどは、すべて「京都御所」が発祥の元になっていると考えられる

■仏教の十二天のうちの八方天として、「北東」は「伊舎那天(いざなてん)」が護る

■仏教の四天王を配置する場合には、北天の守護神「多聞天(毘沙門天)」が配される

【人門】

■「裏鬼門」「女鬼門」「病門」という言い方もある

■「南西」「坤(未申/ひつじさる)」の方位をあらわす「陰陽道」での名称

■十二支では「未(南南西)」と「申(西南西)」の支配方位

■「鬼門(北東)」同様に不吉とされ、忌み嫌われた方位

■「裏鬼門」は、「鬼門」よりは強烈な「凶方位」ではないともされる

■「鬼門」「裏鬼門」は鬼の出入り口なので、霊界とも繋がりやすく、家相が悪いと霊障による災いも起こりやすいとされる

■「鬼門」「裏鬼門」は「陰」「陽」の切り替わる場所で、気が乱れやすい方位とされ、「悪気や邪気」が溜まりやすくなるとも言われる

■風水、特に家相においては、異常ともいえるほど「鬼門」「裏鬼門」を恐れる傾向がある

■古代中国の風水では特定の方位に固定した吉凶はなく、「鬼門」「裏鬼門」を禁忌とするのは日本独自の考え方

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、「鬼門除け」「鬼門封じ」と呼ばれる、この方位を守護する神社仏閣が置かれることが多かった

■家相上では、「鬼門」や「裏鬼門」は、水回り・トイレや玄関を作るのを避ける

■一般的には「鬼門」「裏鬼門」の方向に、敷地や建物の「凹み」「欠け」や「張り出し」があるのは「大凶」であるとも言われる

■「鬼門除け」など「鬼門」「裏鬼門」に関わる言い伝えなどは、すべて「京都御所」が発祥の元になっていると考えられる

■仏教の十二天のうちの八方天として、「南西」は「羅刹天(らせつてん)」が護る

■仏教の四天王を配置する場合には、南天の守護神「増長天」が配される

【鬼門・裏鬼門の家相上の禁忌】

■台所を設置してはいけない

■風呂を設置してはいけない

■トイレ・洗面所を設置してはいけない

■玄関や勝手口を設置してはいけない

■窓・通風孔を設置してはいけない

■一般的には、敷地や建物の凹み(欠け)や出っ張り(張り)があってはいけない
(1辺の1/3以内の出っ張りは「張り」、2/3以内の引っ込みは「欠け」と見なす)

【鬼門除けについて】

■「鬼門」「裏鬼門」の窓や玄関、勝手口の扉はきちんと閉める

■「鬼門」「裏鬼門」の方角に「盛り塩」を置く

■「鬼門」「裏鬼門」周辺はとくに清潔にする

■「鬼門」「裏鬼門」に「トゲのある観葉植物」を置く

■「鬼門」「裏鬼門」の方角に「南天」を植える

■「鬼門」「裏鬼門」に「麒麟」「青龍」「猿」の置物を置く

■「鬼門」「裏鬼門」に神社などの「お神札」を貼る

【天門】

■「福門」という呼び方もある

■「北西」「乾(戌亥/いぬい)」の方位をあらわす「陰陽道」での名称

■十二支では「戌(西北西)」と「亥(北北西)」の支配方位

■陰陽道では、怨霊や魑魅魍魎などの災いが出入りする方角であり、忌むべき方角とされている

■陰陽道では、「天門」は「鬼門」と同等に超重要視された

■「天門」を鎮めると、家運が永久に栄え、子孫が繁昌すると言われている

■「厄除け」的な意味合いの強い「鬼門」「裏鬼門」のラインに対して、「天門」「風門」のラインを護ることで、「福徳」「富貴」「繁栄」を呼び込むことができるとされた

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることが多かった

■社寺を置く以外にも、都市や地域の入口となる街道を迂回させて北西(西北)からの通路を塞ぐことで、「天門」から怨霊などが入り込むのを防ごうとした

■家相では、居間・床の間を作り、神棚・仏壇を置くことや、屋敷の一角やその周辺に氏神や屋敷神を祀ったり榊を植えることなどは「大吉」とされた

■玄関や階段、敷地の入口・門・外部からの通路を作ることは「凶」とされた

■仏教の十二天のうちの八方天として、「北西」は「風天(ふうてん)」が護る

■仏教の四天王を配置する場合には、西天の守護神「広目天」が配される

【風門】

■「裏福門」「地門」とも言われる

■「南東」「巽(辰巳/たつみ)」の方位をあらわす「陰陽道」での名称

■十二支では「辰(東南東)」と「巳(南南東)」の支配方位

■「鬼門」同様に、都市・城郭・重要建造物などには、この方位を守護する神社仏閣が置かれることが多かった

■「厄除け」的な意味合いの強い「鬼門」「裏鬼門」のラインに対して、「天門」「風門」のラインを護ることで、「福徳」「富貴」「繁栄」を呼び込むことができるとされた

■仏教の十二天のうちの八方天として、「南東」は「火天(かてん)」が護る

■仏教の四天王を配置する場合には、東天の守護神「持国天」が配される

土用殺

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 「吉神」「凶神」とはちょっと違いますが、「土用」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の4つの節気の「直前の約18日間」のことを言います。

その時期は季節の変わり目で、「土の気」が強くなるため、建築などの土にまつわる作業や旅行・引越しをしてはいけないと言われてきました。

ちなみに「土用の丑の日」が有名ですが、それは「立秋の前の夏の土用における、干支が丑の日」のことで、この時に「丑」の「う」のつく食べ物を食べて精をつけて、夏バテを乗り切ろうとしたということです。

主に「うなぎ」が食べられるようになったのは江戸時代からで、うなぎが売れずに困っていたうなぎ屋の主人が、平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日、うなぎの日」という貼り紙を店先に出させたそうです。

そうしたら、うなぎが飛ぶように売れ、それ以来江戸では土用丑の日に「うなぎ」を食することが習慣化し、全国へ広がっていったということです。

さて土用殺ですが、これは「土用の期間だけ」に存在する「大凶方位」です。

土用期間中の「月破の反対側」の方位が「土用殺」という凶方位になります。

これは、春夏秋冬の各「土用期間」にそれぞれ1方位ずつあり、回座せずに決まった方位になります。

4月の春土用は「南東」、7月の夏土用は「南西」、10月の秋土用が「北西」、1月の冬土用が「北東」の方位になっています。

「土用殺」は後で述べる「五黄殺」と同様の効果をもたらす強力な大凶の方位で、「全てのモノを破壊し腐敗させる」と言われています。

これは気を付けたほうが良さそうですね。

【土用殺】

■「土用期間中」の「月破」と正反対の方位が、「土用殺」と呼ばれる「大凶方位」

■「月盤」にあらわれる

■最長60か月ほど、「凶作用」が続くと言われている

■「土用」の期間は「土公神(どこうしん/どくじん)」と呼ばれる土を司る神の支配する時期とされる

■「土用」の由来は「五行思想」にあり、「五行」の「木」「火」「土」「金」「水」を、それぞれ「春」「夏」「季節の変わり目」「秋」「冬」を象徴すると捉えたから

■「五黄殺」と「月破」が組み合わさったような強い「腐敗」「自滅」の象意が出てくる「凶作用」で、強力さも同等と言われる

■「気学」の流派によっては「土用殺」を採用しておらず、無視しているものもある

■「土用」の期間というのは年に4回もあり、1回の「土用」の日数は17〜19日間あるため、年間に72日前後が「土用」の期間にあたる

■一般的には、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前「約18日間ずつ」が「土用」であり、最終日は四立(しりゅう)の前日「節分」になる

■「土用」の始まりの日を「土用入り」、終わりの日を「土用明け」と呼び、暦によっては「土用入り」の日を「土用」と表記しているものもある

■「土用期間」は年によって、あるいは、季節によっても変わる

■「土用」は季節の変わり目の「気」が変化する時期のことを指し、特に土を動かすことに強い凶作用をもつ期間とされてきた

■「方位取り」(祐気取り)については、全方位に対して「土用の期間中の移動」は避けた方が無難

■「土用期間中」は、「吉方位」の効果が半減してしまい「吉凶」が入り混じる、「凶方位」の場合は「凶効果」が1.5倍〜2倍となって現われる

■年によって違うが、「土用期間」のだいたいの目安は、「冬土用は1/18~2/4」「春土用は4/16~5/5」「夏土用は暑中とも呼ばれ7/19~8/7」「秋土用は10/20~11/7」

■「土用期間」にはバラツキがあるが、「土用殺」の方位は決まっており、「冬は北東」「春は南東」「夏は南西」「秋は北西」

■「ゴールデンウィーク」や「夏休みの前半部分」が「土用」にすっぽりと入るので、旅行やレジャー・帰省などには注意した方がいいかも

■どうしても「土用期間」に動土などをしなければならない場合、「土用期間」でも「土用」の影響がなくなるとされる「間日(まび)」を選んで行うとよい

■「間日」は「各季節の土用」によって決まった「十二支」に該当する日で、1つの「土用期間中」に3~6日くらいある

■「土用」は1年の約1/5の長さにもわたるため、期間中ずっと動土に関する作業が出来ないことは社会生活上問題も多いことから、一種の方便として「間日」と呼ばれる日が設定された

【土用の間日】

■冬土用の間日は、「寅」「卯」「巳」の日

■春土用の間日は、「巳」「午」「酉」の日

■夏土用(暑中)の間日は、「卯」「辰」「申」の日

■秋土用の間日は、「未」「酉」「亥」の日

【土用殺の方位】

■冬土用の土用殺は、「北東」

■春土用の土用殺は、「南東」

■夏土用(暑中)の土用殺は、「南西」

■秋土用の土用殺は、「北西」

この記事のまとめ

気学は「陰陽道」の影響が強く、暦や「吉神」「凶神」の考え方は吉凶の判断に影響があると考えられる

気学の基本となる、「九星が回座することで生ずる吉凶」と「方位神による吉凶」とは全然別モノである

吉神や凶神はかなり数が多いが、「吉方位」に特に関係があるのが「歳徳神」「天道」「太歳」の3神

「歳徳神」「天道」「太歳」をうまく活用すれば、吉方位の数を増やしたり、力を大きくしたりできる

暦の上の要注意期間「土用」は、「土用殺」という大凶方位を生み出すので、移動しないように気をつける

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