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もなかもなか

「吉方位」に行くだけで、どうして「運気アップ」になるのかな?

ハナハナ

「九星気学」や「方位学」の流派や占い師さんによっても、意見が分かれているそうだよ

ルルルル

じゃあ、「気学・方位学」の占い結果にも影響する「見解の相違」について整理してみようよ

 「気学・方位学」は、平たく言えば「ある時間」に「吉方位」と言われる「ある方位」へ移動するだけで、いいことが起こるという方法論ですが、そんなことで運がよくなったり悪くなったりするなんて不思議と言えば不思議です。

いったいどういう理由で、そんなことになるのでしょうか?

また、「気学・方位学による効果の原理」に関連する問題で、「九星気学」で吉凶を占おうとすると、ある困った問題が出てきます。

「九星気学」は、占い方に関する重大な要素について、占う側の見解が違っているので、占いの結果がそれによって違ってきてしまうことが起こるようです。

せっかく「吉方位」に行って運気をアップさせようとしているのに、これは弱ってしまいますよね。

この記事では、「九星気学」を正しく実践して開運したいと思っている人のために、「気学・方位学による影響や効果の原理」と、占い師の間で意見の食い違う「九星気学」における「北方位」「地図」の問題について、お話ししましょう。

この記事を読むことで、「九星気学」における「原理」「北方位」「地図」について、それぞれの見解の全体像が分かり、「九星気学」をもっと自信をもって実践できるようになるかもしれません。

この記事を読んでほしい人

気学・方位学を正しく実践して「開運」したい人

気学や方位学の「吉凶」の原理が知りたいと思っている人

気学・方位学の「北」は「真北」なのか「磁北」なのか悩んでいる人

気学や方位学で使う地図を「メルカトル図法の平面地図」か「球面三角法」か迷う人

「吉方位」に行ったと思ったら「凶方位」だったということを避けたい人

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「地磁気説」と「天体運行説」

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 「ある方位への、ある特定の時期の移動が、どうして運勢を上げたり下げたりするのか」という問題は、いろいろな説明が試みられています。

当然ながら統一見解はなく、流派や占術家ごとに意見が分かれていますが、大きく分けると2つの説があるようです。

1つは「地磁気説」、もう1つは「天体運行説」です。

「地磁気説」は、「地球の地磁気による磁場」が、人間の移動によって運・不運を作り出すという説。

気学の方位による吉凶は、地球の地磁気の運勢に対する影響を判断するものであるからという説明がなされています。

「天体運行説」は、「天体の運行による重力・引力の関係性」が、人間の移動によって吉凶を作り出すという説。

天体は絶妙なバランスを保ちながらその位置を決めて運行しており、その位置関係の違いや変化から、運勢の吉凶が生まれてくるという説明がされています。

どちらが正しいと言えるのか?

 気学の占術家の間では、どちらかというと「地磁気説」をとっている人の方が多いようです。

ですが、もともと「気学・方位学」のもとになっている陰陽五行説や方位などの考え方は、暦などに採用されている事でもわかる通り、地磁気をもとに組み立てられたものではなく、天体の運行をもとに考えられた世界観・自然の法則である点は重要です。

「九星気学」のもとになったと言われる「九星術」にしろ、「陰陽五行説」にしろ、「暦法」や「方位神」にしろ、「地磁気」とは縁もゆかりもありません。

確かに、現象だけが先に認知されていて、より進んだ科学によって、後から原理が解明されるという例も多いですが、そもそも「気学・方位学」は「九星術」「陰陽五行説」といった「形而上学」「疑似科学」の上に成り立つ方法論であり、そういう意味では後から原理が解明される例とは違うのではないかという気がします。

それらをポイントとして踏まえると、「天体運行説」が「気学・方位学」上では正しいと考えるのが妥当だと言えるのではないでしょうか。

この点は、じつは非常に大切で、「地磁気説」か「天体運行説」かは、「磁北」が正しい「北」なのか、「真北」が正しい「北」なのかという問題と絡んでくることになります。

「地磁気説」をとる占い師は「磁北」が正しいと言い、「天体運行説」を採用する占い師は「真北」が正しいという結論に行き着くことになると言えるでしょう。

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北極星の「真北」と方位磁針の「磁北」

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 気学・方位学で「なぜ効果があるのか」という問題以上に大きな問題は、方位の基準となる「北」の取り方をどうするのかということです。

何しろ「北」の取り方が間違っていると、すべての方位がズレてしまって、吉凶の判断を間違ってしまうことになるから、大問題と言えるでしょう。

「あれ?北って1つじゃないの?」と思いませんでしたか?

実は、「北」というのは2種類あります。

1つは「真北」、もう1つは「磁北」といいます。

「真北」とは、「地図上のまっすぐ上方向の方位」で、地球の地軸の方向と「同じ」です。

これはつまり、「北極星」の方角で、天体の運行の中心として、人間は古代からこの方位を天体観測から読み取り、「北」としてきました。

陰陽五行説によれば、「太極が陰と陽に分かれ、それぞれがまた木火土金水の五行に分かれて、この世のすべてがそれらの陰陽五行のバランスによって構成される」と考えられていました。

そして、太極は動かないものであり、すべての中心として存在するところから、北極星に比定されます。

また、古代の暦も天体の運行と陰陽五行の思想から編み出されました。

このように、「真北」は陰陽五行説や暦と密接な関係性があります。

「磁北」とは、「磁石のN極が指し示す方位」で、地球の地軸とは「ずれて」います。

この、「真北(地軸)」と「磁北」のずれを「偏角」と言います。

「磁北」は、地球の磁極の方角であり、1831年に磁北が発見されてから観測上何度もその位置を変えています。

つまり、地球の経年変化に伴って、「磁北」の位置が変わっていきます。

どちらの「北」が正解なのか?

 「磁北」の考え方は比較的新しく、羅針盤が初めて歴史に登場するのが11世紀の中国なので、「真北」よりも「磁北」の方が新参者であると言えます。

気学・方位学では、実はどちらが正しい「北」なのかは決着が付いていません。

ふたつながらに存在しているわけですが、気学を行う占術家の間では「磁北」を採用している人が、どちらかというと多いようです。

「なぜ効果があるのか」という「原理」の問題において、「地磁気説」を採用している人が多いことと関係あるでしょう。

つまり、「地磁気説」を採用している先生方は「磁北」を、「天体運行説」を採用している先生方は「真北」を正しいとしています。

「地磁気説」が絶対間違っているという根拠はありませんが、気学・方位学のもととなっている陰陽五行説などが成立した古代は、人々は天体の運行をもとに方位を決めていたのであり、その点から考えると「磁北」よりも「真北」の方が自然であるような気がします。

いずれにせよ、どちらを正しい「北」とするかで、方位は全く違ってくる場所が出てきますので、かなり大きな問題です。

偏角は場所によってずれている角度が違うので、「4°」くらい~最大で「9°」くらい西へ、方位の軸が傾きます。

地図上で言えば、左へ方位軸が傾きますので、「真北」では「西」だった場所が「磁北」では「北西」になったりします。

吉凶の判断がまったく変わってきますので、どちらを「北」として採用し、方位を取るかを決めておく必要があります。

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「平面地図」と「球面三角法」

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 「気学・方位学」でもう1つ重大な問題が、「方位を決めるときにどんな地図を使うのか」という点です。

地理の授業で地図の種類をたくさん習ったのは、中学生くらいでしたでしょうか?

そのときを思い出して欲しいんですが、地図と言っても、いろいろな種類がありました。

どの地図を使うかによって、自宅から移動先への方位が変化します。

気学・方位学を行って「吉」を呼び「凶」を避けるためにはそれでは困るんですが、一体どういう地図を使えばいいんでしょうか?

この件に関しても、気学では大きく2つの説に分かれています。

1つは「メルカトル図法(正角円筒図法)」で、もう1つは「球面三角法」です。

「メルカトル図法(正角円筒図法)」というのは、地球儀に円筒をかぶせて、地球儀の内部から陸地を投影した図法です。

等角航路が直線で表されるために、古くから、海図や航路用地図として使われてきたという歴史があります。

この図法は、出発地と目的地との間に直線を引いて、方位磁針を見ながら常にその角度へ進むようにすれば、目的地に到着するという特徴があります。

「球面三角法」は、投影などをした図法などではなく、地球を球体として見て、その球体の表面における正しい位置関係や角度(方位)を、数式によって割り出す球面幾何学の方法です。

どちらで「方位」を調べるべきか?

 「メルカトル図法」は地図として古い時代から航海図として一般的に使われていましたが、「球面三角法」は数式を使って球面上の位置や方角を計算しなければいけないので、パソコンが普及する以前はあまり一般的には使われませんでした。

この2つの地図のどちらを正しいとするかは決着がついていませんが、気学を占う占術家の方は、どちらかというと「球面三角法」を採用している人が多いようです。

確かにその方が、正確な球面上の方位は出ると思います。

しかし、そもそも気学・方位学そのものが形而上学的なものなので、「実際の地球上の正確な方位」ではなく「地図上(概念上)の方位」、つまり、古くから一般的な地図であった「メルカトル図法」を使うのが正しいのではないかと思います。

いずれにせよ、2つの地図は誤差が結構大きく、遠くへ行くほど、特に海外では方位が全く違うこともよくある話なので、自分の使う地図をどちらかに決めておく必要がありそうです。

「北」の問題にせよ「地図」の問題にせよ、こうして「歴史的事実」と「成立の由来」という視点から考えてみることで、これらの難しい問題にも「確からしい解答」と「ある程度の妥当性がある合理的な説明」ができるのではないでしょうか。

この記事のまとめ

気学では、その「効果の源」や「占い方」に関する重大な見解の相違が存在しており、決着はついていない

効果に対する説明には「地磁気説」と「天体運航説」があり、流派や占い師は大きく2つに分かれている

気学の占い師は、どちらかというと「天体運航説」より「地磁気説」をとっている人が多いようである

「磁北」と「真北」の問題では、方位磁石の発明時期から推測すると「真北」に理があると思われる

「地図上の方位」か「球面上の正確な方位」かの問題では、古くから使われた地図上の方位に一理ある

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