1977年(昭和52年)は、日本の音楽シーンを振り返ると「ピンク・レディー」「キャンディーズ」の年だったと言えるでしょう。 「ピンク・レディー」は、「S・O・S」「カルメン'77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド(指名手配)」など、記録的な大ヒットを連発して一気に大ブレイクを果たします。 もちろん「山口百恵」「沢田研二」「郷ひろみ」や新人の「清水健太郎」なども活躍していましたが、とにかく「ピンク・レディー」の人気はすさまじく、日本中が1色に塗りつぶされたように「ピンク・レディー旋風」に沸いていました。 ...