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ここまで記事を見ていただいた方は、気学・方位学のことがかなり詳しくなってきたのではないかと思います。さて、今回は「気学・方位学と家相学」や「吉方位に行った時にするとよい事」「気学・方位学にまつわるよもやま話」などについて見てみましょうか。

 家相との関連

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 家相は、「建築物について方位との関係性からその吉凶を占う」という占術です。

 気学・方位学はあくまで移動の方位による吉凶を占うものであり、本来は家相と気学・方位学は全く違うものですが、共に「方位を扱い、吉凶を占う」という点では似ており、隣接領域であるために、まとめて語られることも多いです。

 気学・方位学の先生方も、同時に家相も占うという場合が普通のようです。

 ちなみに、家相では「磁北」が正しい「北」になり、「真北」で観てはいけないとされています。

 使用する方位盤の形(各方位の範囲の角度は等しく45度ずつ)も違うので、占うときは注意してください。

 家相は、風水とも相性が良く、神仏やパワースポットともよくなじみますので、「家相」「気学・方位学」「風水」「神仏」「パワースポット」などの概念や方法論は、もともとは別物でありながら、密接にからみあっているということが言えます。

 たとえれば、ラーメンの麺にスープやタレがからむようなものでしょうか?よくからむほどおいしくなります。

 つまり、からめて実践していった方が、より効率的に「運」をよくできるということです。

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 吉方位に行ったときにやった方が良いこと

 気学・方位学は「移動により吉凶は生ずる」という考え方なので、基本的にはただ吉方位に移動して滞在すればいいだけなんですが、より効率的に吉方位の良い影響を受けるために、移動先(旅行先)でした方がいい行為・行動があると言われています。

 これも、気学・方位学の流派や占う先生方によって、何をすべきかということが違うようですが、一般的によいと言われているのは以下のことです。

 ●その土地で産した水を飲む
 ●その土地で産した食べ物(地の物)を食べる(グルメをする)
 ●出来るだけパワースポットに行くようにする
 ●温泉に入る(温泉でなくとも、その土地の水を使った風呂に入る)
 ●神社仏閣に参拝する
 ●できるだけ長い間滞在する(できれば宿泊をする)
 ●のんびりと気を楽に持ち、できるだけリラックスして過ごす
 ●開運行動をとる

 このうち、移動(旅行)と特に相性がいいのが「水」「グルメ」「パワースポット」「温泉」「神社仏閣」「宿泊」などです。

 そのまま旅行のキーワードにもなりうるものですよね。

 「リラックス」については旅行の基本的な向き合い方ですから、あまり説明は必要ないでしょう。

 さて、一番下の「開運行動」ですが、これは少しめんどうです。前回の記事の中で、各方位はその方位を表象する九星をそれぞれ持ち、その九星から導かれている象意があるとお話しました。

 開運行動は「その方位の象意そのものや、象意から連想される行為や行動を、吉方位の方位に合わせてとる」ことで、より効率的に開運できるとされています。具体的には以下のようなものです。

  【北(一白水星)】

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      ●スケジュールにゆとりを持つ
      ●のんびり景色や観光を楽しむ
      ●川や滝、湖や池などの水辺に行く
      ●植物園にいく
      ●歓楽街に遊びに行く
      ●水をたくさん飲む
      ●温泉に入る(特に露天風呂がいい)

  【北東(八白土星)】

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      ●非日常を体験する
      ●日常との違いを楽しみ、特に温泉でストレスをとる
      ●高い山に登る
      ●山の上にある神社やお寺に行く
      ●山頂で朝日を見る
      ●桜や紅葉などの季節感を味わう
      ●渓流を見る
      ●新しい下着を着ていく

  【東(三碧木星)】

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      ●人の集まる場所や流行の場所に行く
      ●活発な旅行にする
      ●朝日を浴びる
      ●好きな音楽を聴く
      ●旅行先で車を利用する(または、車で行く)
      ●話題に映画や演劇を見る
      ●スポーツ観戦をする
      ●話題のアミューズメント施設に行く

  【東南(四緑木星)】

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      ●女性を連れて行く(女性同士、もしくは、男女の組合せ)
      ●ショッピングを楽しむ
      ●ウィンドウショッピングを楽しむ
      ●香水をつける、もしくは、買う
      ●ヘアサロン・アロママッサージなどを受ける
      ●ハーブ園やフラワーパークへ行く
      ●遊覧船に乗る

  【南(九紫火星)】

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      ●リゾートを満喫する
      ●心の身体もキレイになるような旅行にする
      ●スパやエステティックサロンに行く
      ●海水浴、マリンスポーツを楽しむ
      ●海辺のレストランを楽しむ
      ●ビーチやプールサイドで読書する
      ●1日1回、午前中に神社やお寺・教会などに行く

  【南西(二黒土星)】

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      ●ゆったりと滞在する
      ●自分の興味があるものを見てまわる
      ●森林浴をする
      ●低い山に登る
      ●果物狩りをする
      ●焼き物、陶芸に触れる
      ●アウトレットやディスカウントショップへ行く
      ●アウトドアスポーツを楽しむ
      ●団体で(特に家族で)旅行する

  【西(七赤金星)】

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      ●ゴージャスな旅行にする
      ●おいしいものをたくさん食べ、グルメを楽しむ
      ●有名なお寺をめぐる
      ●ブランドショップ・ジュエリーショップに立ち寄る
      ●ワイナリーや酒蔵に行く
      ●夕陽を見る

  【北西(六白金星)】

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      ●ゆっくりと興味があるものや高尚なものを見てまわる
      ●美術館や博物館に行く
      ●有名な神社やお寺、教会などに行く
      ●お城や史跡を訪ねる
      ●水辺で時間を過ごす
      ●募金や寄付をする

 これらの開運行動は、「しなければいけない」ものではないのでご安心を。頭の片隅に置いておき、機会があればやってみるくらいのものだと思えばいいと思います。

 あまりしばられ過ぎるとちっとも楽しくありませんので、ほどほどにしておいた方が良さそうです。

 気学・方位学好きの偉人・有名人たち

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 気学は、大正時代末に日本で生まれたものですが、それ以後、特に日本の政治家や経営者のなかで広まりを見せます。

 松下幸之助などはその最たるもので、自分で気学をかなり勉強して、玄人はだしの占断をしたそうです。電気屋の店主から身を起こして松下電器を創業した人ですから、自分が持つ「運」というものに直接向き合って考えざるを得なかったんでしょう。

 松下幸之助以外にもたくさんの著名な政治家や経営者が、気学・方位学を判断の指針としていたと言われます。

 偉大な事績を残した人物ほど、自分の持っている「運」を大切にして、それと誠実に向き合う姿勢を持っていると言えそうです。

 中世以前の軍師と呼ばれる人々は、必ず天文を読み、方位学を自らの戦略・戦術のよりどころにしていました。

 中国三国時代の蜀の軍師、諸葛孔明や、日本の戦国時代の徳川家康、武田家の軍師山本勘介などはその代表とも言えます。

 徳川家康は方位学を駆使して最終的に天下を取ったのだとも言われています。江戸時代には方位学関連の書籍や知識は厳重に管理され、ほとんど誰もそれに近づけないようにされました。禁を破れば幕府に反意があるとして死罪になったほどです。

 「運」という目に見えないものを扱っているので、ある意味でなんとでも言えますし、怪しいと言えば言えるのですが、そこまで突き詰めて考えずとも、何かしらの方法で「自分の運を大切に扱う」ということは必要な気がします。

 ライフスタイルと無理なく折り合いをつける

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 さて、ここまで気学・方位学の占術体系をざっと見てきました。細かいことを言えば、もっともっと文字数を費やさなくてはいけませんが、私たちは別に占い師になるわけではありません。

 自分のライフスタイルの中で、無理なく自分の運を大切にできることが大事なのです。

 その意味で、気学・方位学は慣れてしまえばかなり使いやすい「運を上げるための方法」だと言えそうです。

 ある特定の年月日や時刻に、吉方位に移動するだけでいんですから。さらに、グルメして、温泉に入って、自分の「運」が上がるならこれほどいいことはありません。

 ちょっとだけ、気学・方位学というルールを加えてあげればいいだけです。気学だからとあまり構えないで、運を上げるための楽しい旅行を、もっともっとしてみてはどうでしょう。

 その旅行が、「金運」をはじめとした自分自身の「運」をよくして、満面の笑顔をもたらしてくれるかもしれません。

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