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 前回までは「ズワイガニ」を見てきましたが、カニと言えば「ズワイガニ」ではなく「タラバガニ」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

そのくらい「タラバガニ」は好まれていますが、特にブランド化はされていないようです。

タラバガニは寒い海に生息するためロシアのアラスカ沿岸、オホーツク海、カムチャッカ半島近海に分布しています。

そのため、ロシア産のものが90%を占め、最高級とされていますが、北海道産のものと極端な違いがあるわけではありません。

魚介類の産地表記には様々な規則があり、カニについては「水揚げされた漁港」で産地が決まるため、北海道産もロシア産もとる場所はさほど違わないことから品質もほぼ同じだと言えそうです。

日本では北海道が本場と言われますが、日本一タラバガニの水揚げ量が多いのは北海道最北端の稚内になります。

 タラバガニ

 タラバガニは「カニの王様」と言われています。英語でも「King Crab」であり、そのまんまです。外国でもそう思われたんでしょうね。

北海道の知床の沖合やオホーツク海周辺でよく獲れ、その場所はタラの漁場だったため「タラバ(鱈場)ガニ」と呼ばれたようです。

「カニ」と言っていますが、実はカニではなく「ヤドカリ」の仲間です。

ズワイガニや毛ガニなどはちゃんとした?「カニ」なので、足が8本にハサミが2本ありますが、タラバカニは「ヤドカリ」なので足が6本にハサミが2本ついています。

また、タラバガニは「カニミソが食べられない」って知ってましたか?

ズワイガニと人気を二分しているカニ界の2Topですが、タラバガニの方が数が少ないので、値段が高い傾向にあります。

一般的にはタラバガニは1杯2000円~1万円くらいしますが、ズワイガニは1杯1000円~8000円くらいであり、価格は結構大きな違いが見られます。

ただし、最高級のタラバガニとズワイガニは、1杯2万円以上し、どちらもそれほど価格差はないようです。

また、タラバガニとズワイガニとは味も違います。

タラバガニは足が太くて身は大振りですが引き締まっています。若干淡泊な感じはしますが、プリプリとした食感と食べ応えのあるボリュームが特徴です。

ズワイガニは足が細いですが身がしっかりと詰まっており、繊細な味でカニ本来のうま味が堪能できます。

ボリューム感があるので、タラバガニの方が「カニを食べた」という感じがするかもしれません。海老に似た味だとも言われています。

タラバガニはボリューム感のある身を楽しめますが、味がやや淡白なので、ゆでて食べるよりもカニ鍋にして食べる方が良いと言われています。

タラバガニが最もおいしくなる時期は、4~5月と9~10月です。年末じゃないんですね。

おいしいタラバガニの見分け方は「甲羅に傷やフジツボ、黒いつぶつぶが付いているもの」がいいと言われています。

つまり脱皮直前のモノを選ぶといいようです。また、甲羅が大きく足が太いものがおいしいです。

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  本タラバガニ

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  本タラバガニとアブラガニとは、外見はほとんど見分けがつきませんが、味の方は結構違うと言われています。

本タラバガニはズワイガニに比べて少し水っぽく感じられ、ズワイガニのような甘みやうま味はありませんが、ぷりぷりした食感とボリューム感たっぷりの身がとても人気があります。

本タラバガニとアブラガニの見分け方は、甲羅の中央部分の下の方の隆起に2列3行、計6個の突起があるのが「本タラバガニ」で、2列2行、計4個の突起しかないものが「アブラガニ」です。

あと、ゆでたカニをひっくり返したとき、足の裏側まで赤いのが「本タラバガニ」で、白と赤のまだら模様なのが「アブラガニ」です。

もう1つ言うと、カニの前掛けと呼ばれる部分にとげがたくさんあるのが「本タラバガニ」で、とげが全くないのが「アブラガニ」です。見分ける際の参考にしてください。

  アブラガニ

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 アブラガニは、ゆでる前はタラバガニと見た目がほとんど同じで見分けがつかず、よく間違われます。それをいいことに、アブラガニを本タラバガニと偽って販売する業者もいるそうです。

アブラガニの方が仕入れ値が安いので儲かるんでしょうね。かつては「本タラバガニ」ではなく、単に「タラバガニ」と表記されていたら「アブラガニ」の可能性がありました。

2003年にカニ表示名称が変更され、今では「アブラガニ」は「アブラガニ」という名称で売られており、「本タラバガニ」は「タラバガニ」という名称になっているはずです。

アブラガニの味は、身が少し硬目で弾力性が足りないと言われています。

本タラバガニと比べるとさらに水っぽい感じがして、カニのうま味を味わうことはできないと解説されています。

しかし、よほどの専門家でない限りは味の見分けはつかないとも言われているので、気にしない人には価格も安いし、いいかもしれません。アブラガニも十分おいしいカニですから。

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